トップページ/ニュース 農学部の志水助教が2015年糸状菌遺伝子研究会奨励賞を受賞

  • 糸状菌遺伝子研究会の塚越会長(名古屋大学名誉教授)から賞状を受け取る志水助教 糸状菌遺伝子研究会の塚越会長(名古屋大学名誉教授)から賞状を受け取る志水助教
  • 塚越会長(真ん中)とほかの受賞者との記念撮影(一番左が志水助教) 塚越会長(真ん中)とほかの受賞者との記念撮影(一番左が志水助教)

糸状菌遺伝子研究会は、農学部応用生物化学科の志水元亨助教に2015年糸状菌遺伝子研究会奨励賞を授与しました。本研究奨励賞は、糸状菌遺伝子を対象とした基礎ならびに応用研究において優れた実績を上げ、今後大きな貢献が期待される将来有望なる若手研究者1名に授与されるものです。2015年6月19日に開催された糸状菌遺伝子研究会例会および25周年記念講演会(北とぴあ、つつじホール)において、授与式および受賞講演会が行われました。
受賞題目は「糸状菌オミクス解析の知見を活用した糸状菌の新規生物機能の発見」です。麹菌と近縁のAspergillus nidulans において、プロテオームマップを世界に先駆けて作成し、その中で、醸造・発酵産業上も注目されている培養の通気条件に応答して発現するタンパク質および遺伝子を多数見出しました。その情報から、低酸素条件下(細胞内のNAD+/NADHの比率が低下する環境)にて分岐鎖アミノ酸発酵を行うことで、蓄積したNAD(P)HをNAD(P)+へと再酸化していることを発見しました。また、低酸素状態において蓄積したNADHをNdxAが加水分解することで解糖系の代謝効率を調節していることも明らかにしました。これらの機構の解明は、糸状菌の生理として学術的に重要な意義がある一方で、医薬品原料などの有用物質の発酵生産や病原性真菌に対する治療薬・農薬の開発を行う上で役立つ知見でした。
志水助教は、「栄誉あるこの賞の受賞者として、さらに研究に邁進して成果を挙げていきたい」と今後の研究展開を見据えていました。

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