移行用/ニュース 理工学部の谷田研究室が手掛けた住宅がグッドデザイン賞受賞
グッドデザイン賞を受賞した住宅の一部
谷田准教授
公益財団法人日本デザイン振興会は10月1日、理工学部建築学科の谷田真准教授の研究室が井澤幸住宅設計室(名古屋市)と共同で手掛けた「四観音道の家」に、2014年度グッドデザイン賞を授与しました。グッドデザイン賞は、同振興会が主催する総合的なデザインの推奨制度で、家電や住宅、各種サービスや研究開発などあらゆる領域にわたり、社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰するものです。谷田研究室が住宅・住空間カテゴリーにエントリーするのは今回が初めてでした。
受賞した「四観音道の家」のデザインコンセプトは、「風の道・呼吸する大壁、大小の居場所、交錯する視線」。光や風を取り入れる南北の大開口、室内環境を調整する珪藻土(けいそうど)の大壁、通りを歩く人と視線を交錯させることができるテラスや外部ベンチの設置など、さまざまな工夫が設けられており、都市部の狭い敷地の中で最大限の解放感を獲得するアイディアが評価されました。
谷田准教授は、「客観的に評価されることは大きな励みになる。今後も頑張っていきたい」と喜びを語りました。