在学生・教職員/ニュース 農学部の志水助教が発酵と代謝研究奨励賞を受賞

バイオインダストリー協会の大石道夫会長(元日本分子生物学会会長、東京大学名誉教授)から賞状を受け取る志水助教(写真提供:JBA) バイオインダストリー協会の大石道夫会長(元日本分子生物学会会長、東京大学名誉教授)から賞状を受け取る志水助教(写真提供:JBA)
大石会長(左)と他の受賞者との記念撮影(右から2人目が志水助教、写真提供:JBA) 大石会長(左)と他の受賞者との記念撮影(右から2人目が志水助教、写真提供:JBA)
一般財団法人日本バイオインダストリー協会(JBA)は、農学部応用生物化学科の志水元亨助教に2014年度発酵と代謝研究奨励賞を授与しました。本研究奨励賞は、バイオサイエンスおよびバイオテクノロジーに関連する自然科学分野で、基礎ならびに応用研究において優れた実績を上げ、今後大きな貢献が期待される将来有望なる若手研究者に授与されるものです。2014年10月15日から17日に開催されたアジア最大のバイオビジネスイベントであるBioJapan2014(パシフィコ横浜)において、授与式および受賞講演会が行われました。
受賞題目は「細胞内レドックス変化に応答した糸状菌代謝のエピジェネティック制御機構(Epigenetic regulation of fungal metabolic genes by changes in intracellular redox balance)」です。麹菌と近縁のAspergillus nidulans において、真核生物に広く保存されておりNAD(H) を加水分解するNudix hydrolaseであるNdxAが、定常期におけるNAD+/NADHのバランスを調節することによって、NAD+ を用いてヒストンのアセチル化状態をコントロールするヒストン脱アセチル化酵素(SirA)の働きを制御することを明らかにしました。この機構は、糸状菌のみならず真核生物の生理としても重要な意義を持つものであり、将来的には、ndxAおよびsirA遺伝子の発現や機能を制御することで、糸状菌の生産する二次代謝物の生産をコントロールし、抗がん剤や抗生物質などの有用物質生産に役立つことが期待されます。志水助教は、「名誉あるこの賞の受賞者として恥ずかしくないように、今後、さらに研究に邁進して成果を挙げていきたい」と将来を見据えていました。
  • OPEN CAMPUS
  • 新型コロナ緊急寄付募集
  • MEIJO MAG
  • 名城大学チャレンジ支援プログラム
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ