移行用/ニュース 薬学部の毛利助教が愛知県若手研究者イノベーション創出奨励事業で最優秀賞

愛知県、公益財団法人科学技術交流財団、公益財団法人日比科学技術振興財団は1月17日、薬学部の毛利彰宏助教に愛知県若手研究者イノベーション創出奨励事業の「第8回わかしゃち奨励賞」の最優秀賞を授与しました。「わかしゃち奨励賞」は優れた若手研究者の研究テーマやアイデアに対する顕彰制度で、今年度は「ナノテク」をキーワードにアイデアを募集。16件の応募の中から5件の優秀賞が選ばれ、公開審査のうえ、最優秀賞が決定しました。
毛利助教の受賞テーマは「タンパク分解シグナルを標的としたうつ病診断法の開発」。うつ病の発症に関与していると考えられる物質(セロトニントランスポーターなど)を分解する特殊な修飾反応に着目し、うつ病診断法の開発と診断キットの商品化を目指すことを提案しました。毛利助教は「多くの先生方による基礎研究でのサポートや臨床研究でのサンプル収集でのご尽力など、多大なご協力に対する感謝の気持ちを受賞することで示すことができました」と喜びを語りました。
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