移行用/ニュース 気仙沼市長から本学義援金に対し礼状

大島復興支援の第6回現地活動では名城大学から気仙沼市に、学生食堂「チャリティーメニュー」での2年分の義援金分など学内で集められた義援金89万9804円がボランティア協議会を通じ贈られました。贈呈目録は6月29日朝、気仙沼港で現地活動の一行を出迎えた気仙沼市役所勤務の卒業生で、4月の人事異動で水産課長から水産基盤整備課長になった広瀬宜則さん(1981年理工学部土木工学科卒)を通じて贈られました。義援金に対する菅原市長からの礼状全文を紹介します。

拝啓

 このたびは、私ども気仙沼市の東日本大震災の被災に際し、こころ温まるお心遣いを賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。

 平成23年3月11日、本市を突然襲った大地震と大津波は、多くの尊い命を奪うとともに、市民の生活基盤や産業基盤の壊滅など、未曽有の甚大な被害をもたらしました。

 発災以来、多方面から多大なご協力をいただきながら、生活再建のための復旧や、被災された皆様への支援などに全力を尽くしておりますが、損壊の程度は極めて大きく、真の復興には相当程度の時間と膨大な労力が必要になります。

 この度、貴校ボランティア協議会から賜りました志は、私たちにとって大きな励みとなるものであり、気仙沼市民一丸となって、復興に向け全力で取り組む覚悟を強くしているところであります。

 今後とも、格別のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、これまでの貴校ボランティア協議会の皆様の多大なる支援活動に感謝し、益々のご健勝でのご活躍とご多幸を心からお祈り申し上げ、御礼とさせていただきます。

敬具

平成25年7月吉日
名城大学ボランティア協議会 御中
気仙沼市長 菅原茂

【写真】贈呈目録を受け取った菅原市長。右は大島選出の菅原博信市議(気仙沼市秘書広報課撮影)

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