移行用/ニュース 将棋部が中部春季大会の団体・個人戦でW優勝 団体は名古屋大学を下し全国大会へ
岡本部長と全国大会出場の報告に訪れた将棋部員たち(7月25日)
名城大学将棋部が中部学生将棋連盟主催の春季大会団体戦で優勝し、8月9日から東京で開催される第9回富士通杯争奪全国大学将棋大会への出場を決めました。個人戦でも大村和隆さん(法学部1年)が優勝。団体と個人でダブル優勝を飾った部員たちは7月25日、大学本部に中根敏晴学長を訪れ、快挙を報告しました。
団体戦は5月11、12 日、名古屋工業大学で行われ、名城大学は中部地区の上位6大学(名城、名古屋、静岡、三重、名古屋工業、岐阜)が参加するA級に出場。試合は大将から七将までの7人制、総当たりで勝ち星を競う形で行われ、名城大は宿敵の名古屋大を5-2と大差で破るなど35試合中32勝で圧勝しました。学生将棋の全国舞台は8月の「富士通杯」と12月の「学生王座戦」があり、それぞれ春、秋の地区大会を制して出場権を得ますが、名城大はこれで2010年の学生王座戦出場以来、全国大会へは4連続出場となります。
個人戦は4月27、28日に名古屋市の千種生涯学習センターで開催され、名城大の大村さんが優勝、岡田靖令さん(経済学部4年)も4位となりました。大村さんは6月1、2日に東京で行われた全日本学生将棋名人戦に出場しましたが、初戦で東京大学4年生と対戦、接戦となりましたが惜しくも敗退しました。
学長報告に訪れたのは部長の岡本武雄・理工学部数学科講師と主将の服部卓也さん(法学部2年)ら部員4人。服部さんは「これまでのように一部のエースに引っ張られて勝つというのではなく、部員個々の層が厚くなり、チーム全体の力で優勝を勝ち取ることができました」と勝因を説明。中根学長は「強豪校ぞろいの全国大会でもぜひ頑張ってきてください」と激励しました。