移行用/ニュース 3800人を迎え2013(平成25)年度入学式
2013(平成25)年度入学式が4月5日、愛知県体育館で行われました。8学部23学科、大学院11研究科の新入生は3837人で、約7500人収容の会場は新入生と家族たちで埋め尽くされました。
中根敏晴学長は告辞(森川章副学長が代読)で、「大学は皆さんが社会に飛び立つための助走期間。卒業後の夢の達成に向けて、今なすべきことは何か、学ぶべ きことは何かを常に考え、その実現のためのプロセスを磨いてください。また、志に向かって突き進もうとする時、ことに応じては枠を超え、限界を突破する強 い意志が必要であることを肝に銘じてください」と新入生たちへのメッセージを送りました。
小笠原日出男理事長は祝辞で、「皆さんは気がつかないかも知れませんが、入学する時も卒業する時も、社会は皆さんにエールを送っています。残念ながら、現 象として現れているのは若者に多い格差問題であったり、就職の問題であったりしますが、本質のところは、社会全体の背中を皆さんに押してほしいと思ってい るのです」と、社会が若い力を求めていることを述べました。さらに、「それに応えるためのアドバイス」として①何を学ぶかという目標は自らが決める②論理 的な筋道を立て考える能力を学ぶ③コミュニケーション能力をレベルアップし、特に英語を使ってコミュニケートする力を自分のものする④相談する友、悩みを 打ち明ける友を持ち、その輪の中に自分のポジションを作る――の4点について語りました。
学生240人も加わり今年も「心に響く」セレモニー開催
名城大学管弦楽団によるエルガー作曲の「威風堂々」の演奏で締めくくられた式典に続いて、在学生と若手職員たちのプロジェクトによる新入生歓迎セレモニー が華やかに繰り広げられました。昨年に続くイベントで、「新入生たちの心に響き、動き出す“きっかけ”を与える入学式にしよう」を合い言葉に、プロジェク トメンバーが準備を進めていたもので、應援團やクラブ・サークル29団体、約240人の学生たちが参加。スクリーンに映し出された「すべては、はじめない と、はじまらない。」のコンセプト映像に続いて、学生や職員たちが、新入生たちに望む夢や目標をボードに書き込んだ「WILL(未来)ボード」が軽快なリ ズムにのって紹介されました。モダンジャズ演奏やストリートダンスなど、アクティブに展開されるクラブやサークルの枠を超えたコラボレーション・パフォー マンスは、新入生や保護者らを巻き込む盛り上がりを見せました。
入学式を終えた学生や保護者らからは「名城大学の躍動感が伝わってきた」「学生生活の様子がよくわかった」「素晴らしい大学に入れてもらい誇らしい気持ちです」などの声が聞かれました。