移行用/ニュース 農学部がカーネーション酵母で日本酒「華名城」を開発

農学部は附属農場で採取されたカーネーション酵母を使った日本酒を、愛知県の研究機関と共同開発して製品化し、3月1日、報道関係者に公表しまし た。加藤雅士教授(応用微生物学)の研究室が、学生の卒業研究の一環として、花の酵母を使った日本酒づくりに挑戦したところ、3年前の2010年、春日井 市にある附属農場のカーネーションから酵母を取り出すことに成功。あいち産業科学技術総合センターと共同開発を進め、愛知県東浦町にある原田酒造の協力を 得て、製品化にこぎつけました。誕生した名城大学ブランドの日本酒は「華名城(はなのしろ)」。アルコール度が低く、甘く酸味の強いフルーティーな味わい が特徴です。500ml入り瓶で今年度は1000本が造られ、3月15日から、共通講義棟北1階にあるコンビニ「ジェービーズ」で、1本1260円(税込 み)で販売されるほか、名城ブランドの酒類として焼酎「塩釜一丁目」、ワイン「MEIJO MODERE」を取り次ぎ販売している名城大学サービスでも取り扱われます。

記者会見では大場正春学部長が「農学部は1950年の開設以来、地域の農業、食文化に貢献しようと頑張ってきましたが、そうした中で、"華名城"を世に問 うことができたことは、大変意義あることだと思っています」とあいさつ。加藤教授は、開発経緯の説明とともに、「東海地方は、醸造・発酵産業が盛んです が、日本酒消費量は年々減少しています。学生たちは日本酒文化を盛り上げるきっかけにもなればと、今回のプロジェクトに取り組みました。地元愛知の酒蔵と も共同し、産官学連携の体制が築けたことで、実学に基づく教育を一層効果的なものにすることができました」と今回の取り組みの意義を強調しました。全国利 き酒選手権でも優秀な成績を納めていて、酒質評価に協力した学生サークル「日本酒研究会」部長の坂井範子さん(農学部生物資源学科3年)は「最初は甘酸っ ぱい印象でしたが、切れがよく、ずっと飲んでいたいという感じでした」と話しています。記者会見には坂井さん、卒業研究で開発に関わった吉田幸代さん (2012年3月応用生物化学科卒、ナカモ株式会社勤務)、仕込みに参加した佐藤元基さん(応用生物化学科4年)も同席しました。この「華名城」誕生の話 題は1日午後6時10分からのNHKの東海地方向け「ほっとイブニング」で放送されたほか、2日付中日新聞などでも紹介されました。

【写真】「華名城」開発で行われた農学部の記者会見(3月1日、本部棟第5会室で)

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