移行用/ニュース 新入生への思いを込めて──入学式で「歓迎セレモニー」を実施

 平成24年度入学式では、在学生たちが主役になった「新入生歓迎セレモニー」が繰り広げられました。本学では初の画期的な試みです。セレモニーの 発想は、3月上旬、中根敏晴学長が、職員たちとの自由な意見交換の場として設けている「オフィスアワー」での対話の中から生まれました。「学生たちの記憶 に残る入学式にしたい」という思いは中根学長も意見を交わした総務部の若手職員も一緒でした。

 早速、部署を横断した若手職員たちのプロジェクトチームが発足。企画の具体化が進められました。すでに本番まで1か月を切っており、残された時間 はわずか。プロジェクトチームのメンバーたちには「期待に応えられるだろうか」という焦りや不安も募りました。プロジェクトチームにとって心強い応援もあ りました。学務センター長の今西文武・経済学部教授が企画の趣旨に賛同し、活発で元気な体育会の学生たちが参加、協力できるよう全面的にバックアップして くれたからです。

 従来通りの厳かな式典終了後の入学式会場で、放送部員2人の司会でにぎやかに始まった歓迎セレモニー。100人を超える体育会所属の各部の学生た ちがユニフォームやトレーナー姿で続々と登場。「同じ名城大学の仲間としてこれから一緒に頑張ろう」――。あふれ出る思いを全身を使い表現した熱い呼びか けで、会場は一つになりました。
予想もしなかった入学式の展開。新入学生たちの顔には「感激しました」「生き生きした大学生活が伝わってくるよ うでした」と、驚きの笑顔が弾けていました。2階席の父母たちからも「学生たちの元気が伝わってきました」「とても素晴らしい企画です」などの声が相次ぎ ました。

放送部 菊池佑哉さん(法学部3年)
最初に放送部が盛り上げなければならないので緊張するかと思いましたが、新入生の反応が想像以上によかったのでリラックスして司会ができました。終わった 後に新入生が顔を覚えていてくれたり、「楽しかった」という感想を聞かせてくれて、本当に嬉しかったです。とてもいい経験ができたと思います。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。大学にはいろいろなクラブやサークルがありますが、自分の目でよく見て、4年間打ち込めるものを見つけてほしいと思います。もしそれが放送部だったなら嬉しいです。
應援團チアリーディング部 下間紗和子さん(農学部2年)
とても楽しくやらせていただいたので、あっという間に終わってしまいました。私が入学した時はクラブ活動PRの印象が薄かったので、新入生みんなが集まる ところでPRできてよかったと思います。新入生に大学はこんなに活気があって楽しいところなんだと知ってもらうためにもっと頑張りたいと思いました。
新入生の皆さん、大学生にとって一番大事なのはもちろん勉強ですが、それ以外にも大学でしかできないことがたくさんあります。自分の夢に近づく活動にぜひチャレンジしてください。私たちも応援しています。

このセレモニーを通して、在学生たちの熱い思いが、新入生たちに届いたと思います。新入生の皆さん、改めてご入学おめでとうございます。名城大学の一員と なった皆さんを教職員一同、心から歓迎します。今日からは皆さんが主役です。皆さんの“思い”を行動に変えて、キャンパスライフを謳歌してください。(新 入生歓迎セレモニープロジェクトチーム一同)

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