トップページ/ニュース 「韓国元駐日大使・駐英大使 羅鐘一教授が語る~日韓関係、北朝鮮関係」を開催しました

「韓国元駐日大使・駐英大使 羅鐘一教授が語る~日韓関係、北朝鮮関係」が7月11日、天白キャンパス・共通講義棟北 N104で、韓国元駐日大使を務められた羅鐘一教授(現在は韓国・国防大学校と嘉泉大学の特別教授を併任)をお招きして、経済学部・アジア研究センターの共催で開催されました。
羅教授は、講義で歴代の韓国首相の対日政策、韓日和合の象徴として近年、発掘調査が進められている「倭徳山」の遺構(16世紀の慶長の役で亡くなった日本水軍の埋葬地)などを紹介しました。また、日韓双方の国民感情は互いに良いとはいえないものの「現状を改善すべき」と回答した割合は、両国民ともに過半数を超えている調査結果を示しながら、「私たち自身も、内面に相反する矛盾した感情を抱えつつも一個人として存在しています。これは国家も同じです。」と語り、ご自身の外交官時代の経験談なども交えつつ国際的な事象を一方向から見て判断するのではなく、様々な角度から検証することはとても大切であると述べました。羅教授は講義時間いっぱいを使って、両国の若い世代に託す思い、今後の日韓関係の展望について熱く語り、受講した学生たちは熱心に耳を傾けていました。

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