移行用/ニュース ハワイ大学准教授による特別講演会を開催

名城大学法学部と交流協定校であるハワイ大学ロースクールより講師を招いて、下記のとおり講演会を開催します。

日本で裁判員制度がスタートして2年が経過しました。この制度は、アメリカの陪審制度と対比されることがしばしばありますが、共通点や相違点はどのような ものがあるのでしょうか。また、長い歴史のあるアメリカの陪審制度の経験から、わが国の裁判員制度にとって得ることができる教訓とはどのようなものでしょ うか。
このような問題について、ハワイ大学ロースクールのジャスティン・レビンソン准教授に、アメリカの陪審制度に関する実証研究に基づく講演をしていただきます。裁判員に選ばれる前に、アメリカの経験に触れてみてはいかがでしょうか。

講演タイトル アメリカの陪審制度を批判する:数十年にわたる実証研究からの教訓
講演者 ジャスティン・レビンソン(Justin Levinson)准教授 (ハワイ大学ロースクール)
日時 5月28日(土)13:30~16:30
場所 名城大学天白キャンパス 共通講義棟北N207教室
通訳・進行 伊川正樹准教授(名城大学法学部)
ゲストコメンテーター 東川浩二教授(金沢大学)
対象 在学生、教職員、一般  ※事前申込不要
講義要旨 本講演では、過去数十年間にわたる実証研究によって得られたアメリカの陪審制度の成功と失敗を明らかにする。
はじめに、アメリカ陪審制度の歴史および構造を概観する。次に、いくつかの特定のテーマごとに、陪審制度に関する実証研究の結果を検証する。そのテーマと は、目撃証人の識別、陪審員の選定、陪審の判断、判断における人種の影響、陪審の人数、文化心理学と陪審などである。
また、この研究結果を日本の裁判員制度に当てはめた場合に予想される結果についても検討する。
問合せ先 名城大学法学部事務室(共通講義棟北2階)
TEL:052-838-2050
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