トップページ/ニュース IEEE会長に就任する福田敏男教授が記者に抱負を述べる

世界最大の電気・電子関係の専門家組織

会長就任の抱負を熱弁する福田教授 会長就任の抱負を熱弁する福田教授
開発した人体の血管内治療技術トレーニング用シミュレーターをカメラの放列の前で操作して見せる福田教授 開発した人体の血管内治療技術トレーニング用シミュレーターをカメラの放列の前で操作して見せる福田教授

本学理工学部メカトロニクス工学科の福田敏男教授(69)は、米国に本部を持つ世界最大の電気・電子関係の専門家組織、IEEE※注(アイ・トリプル・イー、米国電気電子工学協会)の2019 President-Elect、2020 President(2019年次期会長、2020年会長)に就任が決まるのを前に、11月6日、天白キャンパスの校友会館で記者と懇談会をもちました。5社から8人が出席。福田教授は就任に向けた抱負として、home(家)、value(価値)、connected(つながり)の3つのキーワードを挙げ、「会員が家族のように価値を共有しながらつながっていきたい」と述べました。

福田教授は11月中旬にアメリカで開かれるIEEEの理事会で会長に決まる予定です。2019年は次期会長、2020年は会長、2021年はPast-President(直前会長)を各1年務めます。その仕事の位置づけを、次期会長の1年目は「仕込み」、会長の2年目は「実現」、直前会長の3年目は「評価」と表現しました。

「会費を改定し、敷居を低くしたい」

  • 記者の質問に答える福田教授 記者の質問に答える福田教授
  • 学生らと写真に納まる福田教授 学生らと写真に納まる福田教授

IEEEは、世界160カ国以上に約42.3万人の会員を擁する米国の公益法人で、コンピューター、バイオ、通信、電力、航空、電子などの技術分野で指導的な役割を担っています。国際会議の開催、論文誌の発行、技術教育、標準化などの活動を行っています。福田教授は「私は学生時代、value の高いIEEEの論文誌に論文が掲載されるのを目標にしていた」と、その国際的な高い位置づけを紹介。学会であると同時に、国際的な技術標準を決める機関でもあることも例を挙げて示しました。

会長は歴代、アメリカとヨーロッパから選出されてきましたが、アジアからは福田教授が初めてです。福田教授は「アジアの会員だけでなく米国やヨーロッパの人も応援してくれてうれしかった」と会長選の感想を述べ、「東南アジアやアフリカの人が参画できるように、member fee(会費)を改定したい。敷居を低くし、human network(人的ネットワーク)をつくり、opportunity(機会)とstructure(枠組み)をつくることが私の仕事だ」と強調。さらに、「日本では会員にacademy(学術界)の人の比率が高いが、industry(産業界)の人たちにもっと入ってもらいたい。全世界の会員も倍増させ、100万人にしたい」とも語りました。

 

※注 “The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.”の頭文字

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