トップページ/ニュース 理工学部技術員の梅本良作さんが戦前の国産バス「キソコーチ号」の1/20模型を制作

2017年の国産乗用車「アツタ号」の模型制作に続いて

天白キャンパスの実習工場のマシニングセンターを使って車体を加工する梅本さん 天白キャンパスの実習工場のマシニングセンターを使って車体を加工する梅本さん
完成したキソコーチ号の模型 完成したキソコーチ号の模型

理工学部技術員の梅本良作さん(65)が、1935年から36年にかけて製造された初のキャブオーバー型国産バス「キソコーチ号」の20分の1模型を学内の工作機械「マシニングセンター」を使って作りました。2017年に初の国産乗用車「アツタ号」の20分の1模型を作った時と同様に、製造当時の図面と写真を基に工作機械と3Dプリンターを使って車体や車台を精密に再現しました。

キソコーチ号の模型は、11月27日~12月9日(3日休館)に金山駅南の名古屋都市センター(金山南ビル内)11階まちづくり広場で開催されるパネル展「モダン都市名古屋の形成」(中部産業遺産研究会主催)で展示されます。入場は無料です。

キソコーチ号は、中部地区を自動車産業の集積地にするという、戦前の「中京デトロイト構想」の一環で、輸送力増強のために製造されました。コーチは客車や馬車の意味です。当時の豊田式織機自動車部(現豊和工業株式会社)が、アメリカから輸入したエンジンやミッションなどと、国産のシャーシや車体、部品を組み立てて作りました。ボンネット型ではなく、箱のようなキャブオーバー型の姿がモダンだったといわれます。

模型は樹脂(ケミカルウッド)製で、長さ315mm、幅112mm、高さ115mm。シャーシやタイヤなど足回りは、岡崎市の槌屋ヤック株式会社の最新型3Dプリンターで作りました。

梅本さんは「豊和工業に1枚だけ残っていた図面をコピーさせてもらい、形状をマシニングセンター用にプログラムしました。3Dプリンターの提供もありがたく、産学共同で作ることができました」と話しています。

  • マシニングセンターで車体を作る工程 マシニングセンターで車体を作る工程
  • 3D透視図 3D透視図
  • 展示用透明台座に載せたキソコーチ号の模型 展示用透明台座に載せたキソコーチ号の模型
  • 3Dプリンターで加工した車台、タイヤなど 3Dプリンターで加工した車台、タイヤなど

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