トップページ/ニュース 公正な研究活動の推進を目指す講演会を初開催

ハゲタカジャーナルへの警戒も促す

講演する森田育男氏 講演する森田育男氏
時宜にかなった講演に聞き入る吉久光一学長(最前列左)ら 時宜にかなった講演に聞き入る吉久光一学長(最前列左)ら

学術研究支援センターは2月8日、天白キャンパスのタワー75レセプションホールにて、吉久光一学長をはじめ大学協議会の構成員を対象に、「公正な研究活動の推進を目指す講演会」を初めて開きました。お茶の水女子大学理事・副学長(研究・イノベーション担当)の森田育男氏が「先進事例に学ぶ公正な研究活動の推進体制―組織が行うべき防止策と不正行為への対応―」と題して、危機管理のノウハウを話しました。

森田氏は、研究不正行為の事前防止の取り組みから説き始め、データの改ざん、画像のねつ造、アイデアの盗用、研究費の不正経理などを幅広く解説しました。画像のねつ造については、それを見抜くソフトウエアがあり、通常の研究者が行ったねつ造で発覚しないものは存在しないと断言。学外の企業や団体と経済的利害関係をもつ「利益相反」についての管理監督の必要性にも言及しました。

適切な審査を経ずに論文を掲載し利益をむさぼる粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」が問題になっている折、十分な警戒も呼びかけました。ハゲタカジャーナルはリストがウェブサイトに上がっていてチェックできる、査読者として掲げられている研究者にメールを1通送って真偽を確認する、掲載料に公金の使用を禁じるなどの対策を具体的に説明しました。森田氏は学術研究に対する本学の行動規範を取り上げ、「この規範を守ってもらえば問題ない」と結びました。

吉久学長をはじめ副学長・学部長・センター長ら計約40人が出席。出席者から質問が相次ぎ、時宜にかなった、有益な講演会になりました。

名城大学における研究者の行動規範

https://www.meijo-u.ac.jp/research/proper/model.html

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