トップページ/ニュース 立花理事長が東北大学の災害科学国際研究所を視察

防災・減災の連携協力に向けて意見交換

「魯迅の階段教室」で魯迅ゆかりの品々を見る理事長(右から3人目)ら 「魯迅の階段教室」で魯迅ゆかりの品々を見る理事長(右から3人目)ら
記念写真に納まる(前列左から)小髙猛司支援センター長、立花貞司理事長、大武貞光事務部長、(後列左から)東北大学の青木孝文理事・副学長、 原信義理事・副学長、天野平八郎経営協議会委員 記念写真に納まる(前列左から)小髙猛司支援センター長、立花貞司理事長、大武貞光事務部長、(後列左から)東北大学の青木孝文理事・副学長、 原信義理事・副学長、天野平八郎経営協議会委員

立花貞司理事長は7月8日、仙台市の東北大学片平キャンパス、青葉山新キャンパスの諸施設を視察し、各所で関係者から説明を受けました。なお、今回の視察には、小猛司学術研究支援センター長、大武貞光同事務部長が同行しました。

今回は、東北大学の大野英男総長、青木孝文理事・副学長、天野平八郎経営協議会委員が4月17日に本学天白キャンパスを訪問し、2014年ノーベル物理学賞受賞者の赤勇終身教授・特別栄誉教授、立花理事長、小原章裕学長らと懇談した際、同大学との間での防災・減災に係る連携協力が話題となったことを受けての訪問です。

立花理事長は、片平キャンパス到着後、青木理事・副学長から「東北大学ビジョン2030」を中心に同大学の概要を、原信義理事・副学長からは東日本大震災復興への取り組みについて、それぞれ説明を受けた後、明治時代の貴重な建築遺産である「魯迅の階段教室」や、知の創出センターを視察しました。青葉山新キャンパスでは、災害科学国際研究所で、今村文彦所長から同研究所の防災・減災に係る取り組みの説明を受けた後、過去の津波堆積物を含む地層標本や最新の津波シミュレーション映像などの研究所の展示物についても丁寧な説明の機会を得ました。また、蝦名裕一准教授からは、歴史学研究から見た災害の事例、特に古民家から回収した襖(ふすま)の下張りから被災の状況を示す古文書を探す取り組みの説明がありました。立花理事長は質問もし、こうした研究者の日々の努力が防災・減災につながることに感銘を受けていました。

さらに、日本人も含む各国の学生が共同生活するユニバーシティ・ハウスや次世代放射光施設の建設地の視察も行いました。

翌9日には、災害科学国際研究所で、本学の自然災害リスク軽減研究センターの代表でもある小支援センター長に、葛漢彬理工学部社会基盤デザイン工学科教授、武藤厚同学部建築学科教授が加わり、同国際研究所の寺田賢二郎教授、森口周二准教授との間で、防災・減災に係る連携協力についての活発な意見交換が行われました。

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研究者の日々の努力に感銘

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災害科学国際研究所で今村文彦所長から研究所の取り組みの説明を受ける理事長ら(左側) 災害科学国際研究所で今村文彦所長から研究所の取り組みの説明を受ける理事長ら(左側)
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