トップページ/受賞 薬学部の大口さんが日本医薬品情報学会総会・学術大会で学生優秀ポスター賞

受賞者 大口 宗一郎さん(薬学部薬学科6年、医薬品情報学研究室)
受賞名 第22回日本医薬品情報学会総会・学術大会 学生優秀ポスター賞
受賞日 2019630日
受賞テーマ 国際共同治験で開発された医薬品の市販後の安全性

本賞は、学生ポスターの中から投票で選ばれます。発表の内容は、国際共同治験を実施し、承認された医薬品は海外と同様の用量が設定されることが多い。しかし、日本人との体格の差から、日本人に海外と同様の用量で投与した場合、日本人に副作用が発現しやすい可能性が考えられます。そこで、国際共同治験で承認された医薬品の用量設定の妥当性を安全性情報の面から明らかにすることを目的として、日本とアメリカの副作用報告を比較することにより、検討を行いました。全体的に用量依存性の副作用が起こりやすい臓器と同様の器官分類において日本でのみ副作用が報告されているものがあり、国際共同治験を実施し承認された薬剤において相対的に日本人に対して用量が多く、用量依存性の副作用が起こりやすい現状を示している可能性があることを明らかにしました。

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