トップページ/ニュース 本学が東北大学と連携協定を締結 災害科学分野の研究者交流が契機

協定書を手に握手する小原章裕学長(右)と大野英男総長 協定書を手に握手する小原章裕学長(右)と大野英男総長
締結式を終え、記念写真に納まる両大学関係者 締結式を終え、記念写真に納まる両大学関係者

名城大学と東北大学は10月28日、包括連携協定を締結しました。両大学がそれぞれの特色及び教育研究資源を生かして相互に連携及び協力し、自然災害等の減災研究や次世代放射光施設を活用した先端研究等、卓越した学術研究を通した人材の育成や教育の充実に寄与することを目的としています。

2011年の東日本大震災を契機に災害科学国際研究所を立ち上げ同分野の研究の推進とアーカイブ化を進める東北大学と、今後想定される東海・東南海・南海地震や大規模水害を踏まえて防災研究を進める本学は、これまで連携可能性を検討。防災・減災研究を軸に両大学の連携協力を進めることにしました。

締結式は同日、仙台市の東北大学本部で行われ、本学の小原章裕学長と東北大学の大野英男総長が協定書に調印しました。本学の立花貞司理事長と武藤正美常勤理事・経営本部長が立ち会いました。

小原学長はあいさつで「この仙台の地で、毎年、全日本大学女子駅伝が開催され、本学女子駅伝部が、昨日(27日)、3連覇を達成し、仙台は本学にとってなじみの深い土地です。今後は研究にとどまらず、教員の交流や、学生の交流等、さまざまな形での協力が実現し、有為な人材の育成や教育の充実、研究が進むことを祈念します」と述べました。
質疑応答で、大野総長は「両大学のお互いの強みを生かしたい」と強調。立花理事長は「両大学が実学重視の価値観を共有していることを誇りに思う」と語りました。
本学が旧帝大と協定を締結したのは、2018年9月12日の名古屋大学以来、2例目です。

  • 記者会見する小原学長(右) 記者会見する小原学長(右)
  • 記者会見する(右から)武藤正美常勤理事、立花貞司理事長、小原章裕学長、大野英男総長、天野平八郎東北大学経営協議会委員(左端) 記者会見する(右から)武藤正美常勤理事、立花貞司理事長、小原章裕学長、大野英男総長、天野平八郎東北大学経営協議会委員(左端)

【連携の内容】

両大学は、協定締結の目的を達成するため、以下の事項について連携及び協力を行う。

  • 教育に関する事項
  • 研究に関する事項
  • 学生交流に関する事項
  • 産学連携に関する事項
  • 地域社会への貢献に関する事項
  • その他両大学が必要と認める事項

【協定締結により想定される取り組み】

  • 研究者交流による人材循環の環境づくり
  • 学生交流を通じてグローバルな社会展開を実現できる卓越した人材の育成
  • 企業との共同研究への合同参加による産学連携の活発化

【小原章裕学長のあいさつ】

この度は、国立大学法人東北大学と連携協力に関する協定を締結させて頂きますこと、本学としても大変、心強く、光栄に思っております。本協定の締結に向けてご尽力いただきました大野総長をはじめ東北大学の関係者の皆様に、厚く、お礼申し上げます。
仙台と名古屋の地は距離的には離れておりますけれども、ノーベル賞の受賞候補者として毎年お名前が挙がる名城大学終身教授の飯島澄男先生は、東北大学大学院のご出身で、東北大学で何度もご講演され、その他にも個々の教員においては、東北大学の実験装置をお借りして学生が実験をするなど、これまでも交流をさせていただいておりました。

協定締結における最初のきっかけは、東北大学経営協議会委員でいらっしゃる天野平八郎様のご紹介で、本学理事長の立花が昨年、大野総長を訪問したことによります。
その後、本年4月には大野総長、他皆様が名古屋にお越しいただくなどの交流を行う中で、大野総長から特に防災・減災分野について研究協力ができないだろうかというご提案をいただきました。その後、将来的な人材交流も含めた連携協力をしていきたいという前向きな意見交換を行ってきました。
東北大学では、「産業は学問の道場なり」という言葉を大切にし、「実学尊重」の精神を掲げていらっしゃるとお聞きしております。後で調べましたところ、東北帝国大学の総長をつとめられた本多光太郎博士が残された名言で、博士は愛知県岡崎市のご出身であることを知り、ご縁を感じた次第であります。
名城大学では、立学の精神として「穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成する」を掲げており、「実学」を尊重した教育・研究を行っております。愛知及び宮城両県とも、ものづくりを大切にする県であり、それを背景として両大学とも「実学」を重んじる大学であるということが今回の提携に至った理由の一つであります。

東北地方では東日本大震災という非常に痛ましい経験をされ、東北大学には災害科学国際研究所があり、経験に則して科学的に研究を進めていらっしゃいます。
一方、東海地方では東海地震や南海トラフ地震等が近い将来必ず起こると言われております。名城大学においても、平成24年度に文部科学省の補助金により、「自然災害リスク軽減研究センター」を立ち上げ、5年間のプロジェクトとして研究活動を進めてきた経験がございます。
これまでの知見をさらに深め、両大学で連携協力をすることで、防災・減災に関する研究がさらに進展することを期待しております。

名城大学では、東日本大震災直後から、東北地方におけるボランティア活動を続けてきました。
本学の学生有志は、毎年、年に2回希望者を募り、本学卒業生とのご縁から気仙沼大島を訪れ、島の整備などのボランティア活動を続けています。
その他にも、岩手県陸前高田市の図書館再建を支援する活動として、大学内や区役所等で古本を集め、それを業者に買い取ってもらい、その収益を陸前高田市の図書館に寄付するという活動や、震災や台風で甚大な被害を被った岩手県岩泉町から特産品を取り寄せ、大学祭等で販売し、利益を寄付するという活動などを続けています。
また、この仙台の地で、毎年、全日本大学女子駅伝が開催され、本学女子駅伝部が、昨日3連覇を達成いたしました。仙台は本学にとりましてなじみの深い土地でございます。

この度の協定は包括的な協定でありますので、今後は研究にとどまらず、教員の交流や、学生の交流等、さまざまな形での協力が実現し、有為な人材の育成や教育の充実、研究が進むことを祈念いたしましてあいさつとさせていただきます。

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