学部・大学院/ニュース 海外留学健康危機管理セミナー開催

  • 講演する篠塚医師 講演する篠塚医師
  • 会場の様子 会場の様子

外国語学部は、12月14日に日本旅行医学会専務理事で東京の千駄ヶ谷インターナショナルクリニック院長である篠塚規医師を招き、海外留学健康危機管理セミナーを開催しました。留学中の健康管理は重要な課題であることから、セメスター留学参加者は本セミナーの受講が義務付けられています。

セミナーでは、医療に関しては正しい知識に基づき判断をしないと命にかかわる場合があること、英語圏では通常医療(予約診療を基本とするホームドクターを通して専門医にかかる医療)と救急医療(自身が救急と感じたら軽微な症状を含めどのような症状でも予約なしで受診可能な医療)の2つのラインがあるので、留学中は躊躇せずにER(救急外来)を利用すべきであること、自身の医療情報を提示できないと治療を断られる場合があるため、「安全カルテ」を記入して持参すべきであることなどについて、わかりやすい説明がありました。

篠塚医師による海外留学健康危機管理セミナーは外国語学部が開設されて以来5回目の開催となります。セミナーには保護者も多く参加し、学生と合わせて約110人が受講し関心の高さが伺えました。学生と保護者が同時に受講するスタイルの本セミナーは、海外での健康管理について、より理解を深めることができる機会となりました。参加者からは「留学に対する不安が和らいだ」「日本と海外の医療事情の違いがよく分かった」、「“安全カルテ”にきちんと記入して留学に持っていくことが大切だと分かった」などのコメントが寄せられました。

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