在学生・教職員/ニュース 名城大学チャレンジ支援プログラムにてリーダーシップ研修を開催

グループで発案したビジネスアイデア発表の様子 グループで発案したビジネスアイデア発表の様子
自己分析結果について意見交換を行う2期生 自己分析結果について意見交換を行う2期生

「グローバル」「キャリア」「リーダーシップ&連携・協働」という3つのマインドに「時代感覚」を加え、時代を主体的に生き抜く力を養い『自己実現』を支援する正課外プログラム「名城大学チャレンジ支援プログラム」において、2期生を対象とした「リーダーシップ研修」が2月8日に開催されました。

この研修は当初、チャレンジ支援プログラム生として選抜された直後の合宿のなかで実施される予定でしたが、本年度は台風によって合宿が中止となり、日程を再調整しての実施となりました。

2期生は、交渉によって最良の妥結点を探るZOPA(Zone of Possible Agreement)理論等を基軸に、集団の中でスムーズな合意形成を図る方法を学び、「個人の考え」を「グループとしての考え」に昇華させるスキルを身に付けました。その後、ZOPA理論を含む学びたての「リーダーシップおよびフォロワーシップスキル」を活用しながら、学生らはそれぞれのグループに分かれてビジネスプランコンテストを実施しました。コンテストでは、炭素を用いて食品へバーコードの直接印字を可能にする提案や、顎関節の動きを分析することにより、使用者が声を発しなくとも発話内容を読み取る装置の開発に関する提案が優秀賞を受賞しました。

 セミナーの後半では、各グループにおいてメンバー個人が持つストロングポイントや美点を見抜き、本人へレター形式で伝えるワークを行い、学生らは照れながらも、それぞれが発揮できる「リーダーシップとフォロワーシップ」を認識し、組織における個の発揮(柔軟で補完性の高い組織の構築に向け、各個人でできる貢献)方法について理解を深めました。

名城大学チャレンジ支援プログラム2期生は、2月中旬より順次、研修地ごとに分かれて海外研修へ出発していきます。海外で経験できる新鮮な体験から多くを学びとるべく、必要なチームワーク、思考方法などの社会的スキルを、今回のリーダーシップ研修から習得しています。

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ