学部・大学院/ニュース 第2回皮膚褥瘡外用薬学会学術集会を開催
- 薬剤師、医師、看護師などが参加した学術集会の様子
2月16日、八事キャンパスで薬学部飯田耕太郎教授らが実行委員となり、第2回皮膚褥瘡外用薬学会学術集会が開催されました。「外用療法がチーム医療の未来を変える」をテーマに褥瘡(じょくそう:床ずれ)治療に関わる薬剤師、医師、看護師など341人の参加者がありました。今日、地域医療においてチーム医療の推進が求められ褥瘡など外用薬を用いた外用療法は病院のみならず在宅医療においても多職種間で連携した専門性が必要となります。薬剤師も多職種間で患者情報を共有しながら、お互いの考えを理解し合い、立場を尊重しながら協働で取り組むことが求められています。本大会では薬剤師が医師や看護師など多職種の中で何を求められ、何をすべきか、どう関わっていけば良いかを考える機会となりました。今後、薬剤師が褥瘡治療において外用薬を調剤するだけでなく、その後も患者をフォローして、創部を見てアセスメントし、医師にフィードバックすることが治療の質的向上につながることが実感できた大会となりました。