トップページ/ニュース 世界初の中波長紫外線(UV-B)領域の半導体レーザを発明 理工学部の岩谷准教授らが記者会見で発表

英国科学誌に論文掲載

記者会見する岩谷准教授(左)と佐藤さん 記者会見する岩谷准教授(左)と佐藤さん
研究成果を解説する岩谷准教授 研究成果を解説する岩谷准教授

勇終身教授・特別栄誉教授の研究グループの岩谷素顕理工学部材料機能工学科准教授らは、三重大学、旭化成株式会社との共同研究により世界初の中波長紫外線(UV-B波長領域)半導体レーザを発明しました。岩谷准教授と、旭化成次世代デバイス技術開発センターに所属し本学研究員でもある佐藤恒輔さんが2月19 日、天⽩キャンパス本部棟で記者会見して発表しました。

紫外線は長波長紫外線(UV-A:光の波長が380〜320nm)、中波長紫外線(UV-B:320〜280nm)、短波長紫外線(UV-C:280nm以下)の3種類に分類されます。既に、本学や浜松ホトニクス株式会社などのグループからUV-A 半導体レーザが、旭化成および名古屋大学のグループからUV-C半導体レーザの実現が報告されていました。本成果により、UV-A、UV-B、UV-Cの紫外線領域全域にわたって半導体レーザが実現できることが実証されました。

本研究成果は、英国物理学会(The Institute of Physics)発行の科学誌「Applied Physics Express」に2020年2月17 日(英国時間)に掲載されました。

詳細はプレスリリース

記者会見には、5社の記者が出席。岩谷准教授は難題を解決したブレークスルー技術などを解説。「1998年に赤先生から今回の研究課題を与えられ、宿題となっていた。22年かけて解決し、やっと“卒業”させてもらえるかな」と感慨を述べました。

佐藤さんはUV-B半導体の作製と評価を担い、掲載論文の筆頭著者。社会人大学院生として本学理工学研究科博士後期課程で学んでもいます。「5年後の製品化を目標に研究開発を進めたい」と語りました。

UV-B半導体レーザの応用分野について記者から問われ、岩谷准教授は皮膚病やがんの治療、樹脂の接着、半導体リソグラフィーという微細加工などを挙げ、「波長を変えながらいろいろな用途を考える」と答えました。

2020年2月27日付中日新聞愛知県内版の記事

2020年3月12日付日刊工業新聞の記事

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