トップページ/ニュース 都市情報学部の稲葉教授監修 中学生向け歴史副読本「杉原千畝と20世紀の日本・世界・愛知」発刊

杉原の人生行路を世界情勢と絡めながら編集

出来上がった副読本を手にする稲葉千晴教授 出来上がった副読本を手にする稲葉千晴教授

第二次世界大戦中に「命のビザ」で多くのユダヤ人を救った外交官、杉原千畝(1900~1986年)の功績を伝える中学生向け歴史副読本「杉原千畝と20世紀の日本・世界・愛知」を愛知県教委が発刊しました。国際関係論を専攻する都市情報学部の稲葉千晴教授が監修しました。

副読本はA4判48ページ。杉原の母校、名古屋市の旧制第五中学校(現愛知県立瑞陵高校)前に愛知県が整備した「杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル」に掲げられたパネルの文章を、中学生に分かりやすいように書き直して掲載しました。

「命のビザ」は、杉原がリトアニア領事代理だった1940年にユダヤ人難民に発給した日本通過ビザ。発給の経緯を解説するとともに、ビザの写真や難民の移動ルートなどもビジュアルに掲載し、理解を助けています。

杉原が同校在学中に勃発した第一次世界大戦や、旧満州(現中国東北部)のハルビン日本総領事館に勤務していた頃に直面した世界恐慌など、杉原の人生行路を世界情勢と絡めながら編集しました。

稲葉教授は「2019年4月から編集会議を重ね、愛知県内の高校の先生たちに執筆してもらいました。史実を確認し、中学校の先生たちの意見を取り入れながら中学3年生に理解できる副読本としました。杉原が残したビザ発給リストを精査したり、外国の人名・地名の表記を確認したりする作業がたいへんでした」と話しています。

副読本は、愛知県内の国公私立のすべての中学校に配布されます。

  • 「杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル」にある杉原とユダヤ人家族の像 「杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル」にある杉原とユダヤ人家族の像
  • 杉原千畝広場の展示パネル 杉原千畝広場の展示パネル
  • 杉原千畝広場の展示パネル 杉原千畝広場の展示パネル
  • リトアニアのカウナス駅に作られた杉原を顕彰するプレート リトアニアのカウナス駅に作られた杉原を顕彰するプレート
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