在学生・教職員/ニュース 緊急事態宣言延長に対する名城大学の対応:学長からのメッセージ

学生ならびに保護者・保証人の皆さまへ

本学では、3月より新型コロナウィルス感染症拡大防止並びに学生と教職員の安全確保のため、学内施設の閉鎖や課外活動の中止等の措置をとり、卒業式や入学式も中止いたしました。
さらに、4月7日に政府より緊急事態宣言が7都府県を対象に出され、10日には愛知県でも独自の緊急事態宣言が出されました。それを受けて本学では5月6日までの間、全学を閉鎖し、最小限の業務維持とすることとしました。研究については、原則として在宅研究とし、教員組織の各種会議は原則オンラインでの実施とし、事務職員の勤務形態もテレワークへの移行を進めてきました。大学の構内では、大学が機能を維持するための必要最低限の業務のみが行われております。さらに5月4日には、政府から緊急事態宣言を5月31日まで延長することが発表されましたので、原則として全学の閉鎖は継続することになります。このような経過の下、学生諸君に学長として大切な次の2つの内容をお伝えします。

1)オンライン(遠隔)授業

本学では年度当初から質の高い教育・研究を維持・継続するため、スタッフ一丸となって取り組んできました。各学部の学部長等で構成する大学協議会(3月30日)やその他の会議を通じて意見交換をし、法人のご理解の下、学長として次の決定をしました。

1)新入生オリエンテーションや在学生のガイダンスはオンラインで実施するため、新入生へ資料の郵送を短期間で行いました。また、今回の経験を踏まえて、学生諸君が更に便利に履修登録や成績確認などができるよう、できるだけ早くシステムの改善を準備しています。

2)テキストの購入は業者が注文を受けて、自宅までテキストを送り届ける。送料は大学が負担する。

3)授業は、当面5月末までオンライン授業とする。(4月20日を開始とし、4月中の2週間はトライアル期間とする。5月7日より通常授業として実施する(事態によって延長する可能性もある。)。

4)この間に実施される予定である実験や実習、実技科目は補講や集中講義期間に実施する。

この決定を受けて、学生諸君に向けて新学期における必要な種々の情報をホームページ等で発信し、必要書類等を自宅に郵送いたしました。また、オンライン授業を円滑に進めるための機器の拡充や新たな機器・機能の追加をいたしました。更に先生方は、通常の授業と同じレベルの教育の質を確保するための準備をしてまいりました。通常期には想定していなかったありとあらゆる問題や課題について、本学のスタッフ全員で解決にあたっております。

これらを踏まえ、本学では、政府および愛知県や名古屋市の休業の要請に応えつつ、予定通り、年度当初からオンラインのオリエンテーションやトライアル期間中の授業を展開してまいりました。いよいよ5月7日から、本格的に授業が展開されています。既に学生の皆さんはトライアル期間の授業を経験し、オンラインの授業にも慣れてきたと思いますので、各自、自宅でしっかりと学修を進めていただきますようお願いいたします。
そうはいうものの、少なくとも今から5月末までは、いつもと違った形での授業になります。教室や体育館、更には高学年の皆さんはゼミや研究室で、先生方やクラスメイトと一緒に展開するはずだった今までの授業の雰囲気に包まれ勉学をすることはかないません。しかし、高等教育機関として、学部・学科の人材養成目的に添い、教育の質の保証をしっかりと堅持し、充実した内容のオンライン授業を、先生方は準備し発信してくれています。学生諸君は、いつもと違う環境ですが、学問の神髄を感じながら学修していただきますようお願いいたします。

2)コロナウィルス禍で影響を受けた学生に対する支援

学費を負担する保護者等の家計急変や学生本人のアルバイト収入激減により経済的に困窮している学生が増えていることから、資金を給付するという緊急修学支援策を法人として講じることとしました。

1)遠隔授業を実施していくためのインターネット環境の整備、パソコン、周辺機器等の経費負担を少しでも軽減し、学修環境全般を整えていただくための緊急支援として、在学生全員に一人当たり一律50,000円を支給します。

2)新型コロナウィルスの影響で、家計が急変し、修学の意思があるにもかかわらず、経済的事情により学業が継続し難い学生を支援するため、自宅生には30万円を上限に、自宅外生には35万円を上限に給付します(所得基準あり)。

その他、授業料の延納制度や様々な援助をする制度がありますので、本学のホームページやご自宅に送付される資料をご確認ください。

私は開学以来初の本学卒業生の学長です。3月以降に行う予定であった入学式等の様々な行事の中止、あるいは異なった方法で授業を実施することについて、学生諸君の安全などを考えて、断腸の思いで決定しましたが、これでよかったのか?と自問自答を繰り返し続ける毎日を過ごしています。
人気(ひとけ)のないキャンパスでは、4月は桜が満開になり、藤棚に藤の花が咲き、今はさつきが咲き誇っています。花がただ静かに散っているのを見ていると、いつもの学生諸君の活気に満ちたキャンパスを思い出し、本当に寂しさを感じます。
これまで想像もできなかったことが起き、皆さんは大学生活に対する不安を感じていると思いますし、特に新入生の皆さんは、新しい環境に戸惑っているものと想像します。学生諸君一人ひとりは、どんな気持ちでいるのだろうか?、寂しくはないだろうか?、挫けそうになってはいないだろうか?など日々思いが募ります。しかし、今の若者たちだからこそのSNSなどを活用した新しい交流が行われているとも聞いています。こういう情報もHPでお知らせして仲間を作っていただくのも一つの方法かと思っています。またこれが発展して、先生方との交流も生まれることも期待しています。

新型コロナウィルス感染症が早く終息することを切に願っております。学生の皆さんには、自らが感染しないように努めるとともに、感染を拡大させないように、名城大学の学生として良識ある行動をとっていただくようお願いします。

 名城大学生の皆さんは、こうした状況下でも立学の精神である「穏健中正」の理念の下、「生涯学びを楽しむ」という価値観を持って、この難局を乗り越えていけるものと信じています。
この禍が一段落した時、皆さんに安心して大学へ出てきていただけるようにそれぞれの学部で方法をご検討いただいています。そして、近い将来、キャンパスが再び学生諸君のたくさんの声に包まれ、賑やかで活気にあふれた日が戻るのを待ちながら、皆さんが学修をしっかり行い希望を持ち続けてくれることを願っています。皆さんが元気に大学へ出てこられるようになる日を心から待っています。その時には遠慮せずに声をかけてください。一緒に大いに語り合いましょう。

名城大学 学長 小原章裕

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