トップページ/ニュース 「赤﨑奨学金」を5人に授与

「赤奨学金」の10回授与式が11月17日、天白キャンパスで開催されました。

同奨学金は、赤勇終身教授・特別栄誉教授が2009年に京都賞を受賞した記念に、賞金の一部を寄付したことで2011年度に設けられました。本学大学院博士後期課程および博士課程に在籍し、研究活動で優れた業績を挙げた学生に、毎年5人を上限として各20万円の奨学金が授与されます。

第10回奨学生は理工学研究科2人、薬学研究科2人、総合学術研究科1人の計5人です。残念ながら授与式には赤終身教授はご欠席されましたが、小原章裕学長をはじめ、副学長、各研究科長らが出席。

小原学長は「コロナ禍ではありますが赤先生の思いを受け、奨学生に選ばれた名誉を誇りとして、研究活動に精進してください」とあいさつされ、一人一人に奨学生決定通知が授与されました。

奨学生を代表して藤江渉さんは「赤先生のように社会に大きく貢献できるよう、今後も研究に精進したい」と謝辞を述べました。当日、都合により出席できなかった理工学研究科の池崎良哉さんには後日、決定通知書および奨学金が贈られる予定です。

氏名・研究科 研究テーマ
池崎 良哉
理工学研究科電気・情報・材料・物質工学専攻1年
プライバシーを指向したセキュアなエッジクラウドシステムに関する研究
藤江 渉
理工学研究科社会環境デザイン工学専攻3年
土木鋼構造物の延性き裂照査法および延性き裂進展解析に関する研究
仲吉 朝希
薬学研究科薬学専攻3年
アミノ酸残基の非酵素的修飾、およびタンパク質の機能解析についての計算化学的研究
水野 貴仁
薬学研究科薬学専攻4年
小分子チロシンキナーゼ阻害薬と有害事象に関する研究

平岡 礼鳥

総合学術研究科総合学術専攻1年
環境DNA技術を利用した生態系の構造解析に関する研究

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