トップページ/ニュース 広島東洋カープからドラフト1位 栗林良吏投手の「ドラフト報告会」を母校で開催 後輩たちの前で決意表明

サプライズで登場のOB英智さんは「食事、睡眠、栄養、トレーニング」を助言

花束を手に決意表明する栗林良吏投手 花束を手に決意表明する栗林良吏投手
会場を離れる栗林投手 会場を離れる栗林投手

今年度のプロ野球ドラフト会議で本学硬式野球部OBの栗林良吏投手(トヨタ自動車)が広島東洋カープから「即戦力右腕」との評価を受けて1位指名されました。栗林投手は在学中、チームの中心選手としてリーグで通算32勝をあげ、2016、2017年の明治神宮野球大会2年連続出場や2018年秋季の12年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献する等、輝かしい結果を残しました。

そのような在学中の功績とドラフト1位の偉業を受けて、同部は「広島にしっかり送り出してやりたい」との思いから、12月21日、天白キャンパスに栗林投手を迎え、「ドラフト報告会」をCBCテレビアナウンサーの宮部和裕さんの司会のもと開催しました。大学関係者や後輩ら約200人が集まり、新聞5紙も取材に駆けつけました。

山内壮馬コーチはプロでの心構え説く

冒頭、小原章裕学長は星野仙一投手、江夏豊投手に次ぐ「自分が3番目にほれたという選手になってほしい」と熱弁。また、安江均監督は「良くても悪くても常に前を向いて名城魂で頑張れ」とエールを送りました。立花貞司理事長は事前にトヨタ自動車の職場での評判を聞いて「誠実で礼儀正しく、トヨタパーソンとして会社に貢献してくれる人材」と明かし人柄を紹介しつつ期待を述べました。

続いて、栗林投手を指導しプロ志望に一役買った山内壮馬コーチ(元中日ドラゴンズ投手)との対談が開催されました。テーマは「進歩を遂げる心構えと実行」で、宮部アナウンサーのリードにより活発な意見交換が行われました。対談の中で山内コーチは2年生の時の栗林投手を見て「プロを目指せる器」と感じ「謙虚で素直で、性格面で伸びしろがあると思った」と振り返りました。また、プロに入ったら、「負け方が大事。負け試合の後でも悔しさをにじませながら食らいついていくこと。次はやってくれると期待されるように」と心構えを説きました。

対談の途中で、本学硬式野球部OBで現在中日ドラゴンズコーチの英智(蔵本英智)さんがサプライズで登場。英智さんは「食事、睡眠、栄養、トレーニングが基本。野球を仕事にする自覚をもって」と、プロ野球選手として長く働くためのノウハウを伝えました。

続いて栗林投手のこれまでの野球人生を回顧する映像が流された後、飯田隆志主将(法学部法学科3年)が花束を贈りました。

栗林投手はお礼のあいさつで「名城大学に来て本当に良かった。1年でも長くプロ野球選手として活躍することでOBとしての役目を果たしたい。厳しい道になると思うが、たくさんの人に支えられていることを忘れず一日一日頑張っていきたい」と決意表明しました。

最後は、渋井康弘部長(経済学部長)が「謙虚な姿勢を忘れず頑張れ」とはなむけの言葉を贈って締めくくりました。

  • 栗林投手 栗林投手
  • 山内壮馬コーチ 山内壮馬コーチ

栗林投手「1年でも長く活躍したい」

  • 主催者あいさつをする安江均監督 主催者あいさつをする安江均監督
  • 栗林投手の在学中の印象を語る山内コーチ 栗林投手の在学中の印象を語る山内コーチ
  • 英智さん(左から2人目)が加わって鼎談に 英智さん(左から2人目)が加わって鼎談に
  • 飯田隆志主将(左)から花束を受け取る栗林投手 飯田隆志主将(左)から花束を受け取る栗林投手

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  • 新型コロナウイルス感染症対策で離れて座る参加者 新型コロナウイルス感染症対策で離れて座る参加者
  • 期待の熱弁をふるう小原章裕学長 期待の熱弁をふるう小原章裕学長

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