トップページ/受賞 材料機能工学科の小寺拓さんが日本金属学会第36回優秀ポスター賞を受賞

  • 小寺 拓さん(理工学研究科 材料機能工学科 土屋文教授、土屋文研究室) 小寺 拓さん(理工学研究科 材料機能工学科 土屋文教授、土屋文研究室)

受賞者

小寺 拓さん
(理工学研究科 材料機能工学科 土屋文教授、土屋文研究室)

受賞名 日本金属学会2021年春期第168回講演大会 第36回優秀ポスター賞
受賞日 2021316日 (Web討論会)
受賞テーマ

イオンビーム分析を用いたリチウムイオン伝導性ガラスセラミックスの水素同位体吸収過程の解明

同賞は、幅広い金属材料研究分野の中で最も斬新な研究成果を報告した研究者に贈られます。今回のポスターセッション(Web討論会)では、イオンビーム分析であるラザフォード後方散乱(RBS)法および反跳粒子検出(ERD)法を組み合わせて、室温において重水(D2O)に浸漬させたリチウムイオン伝導性ガラスセラミックス(LATP)固体電解質試料中の構成元素および水素同位体(HおよびD)の濃度を同時に測定し、LATP試料のD2OおよびH2Oに対する安定性について調べるとともに、HおよびDの吸収過程について調べた結果を発表しました。LATP試料をD2Oに19日間浸漬させると、LATP1分子当たり約3個の重水素(D)がLATP表面に吸収されることを発見しました。さらに、Dを吸収したLATP試料を温度20℃および相対湿度80 %R.Hの空気に11日間曝すと、試料中のDが空気中の水蒸気(H2O)と反応してHに置換することも判明しました。これらの結果は、LATP試料は親水性を有することを示しており、LATP試料表面におけるD2O吸収およびD-H置換メカニズムを明らかにすることができました。

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