/ニュース 新型コロナワクチン大学拠点接種の追加実施について

夏季休業期間に際して、学生の皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。

東京五輪2020は、史上初の無観客という形で、8月8日に閉会式を迎えました。なかでも、本学卒業生で硬式野球部OBの栗林良吏さん(2018卒・人間学部)は、野球競技での金メダル獲得に大きく貢献し、本学初の金メダリストとして、多くの名城関係者に勇気と希望をもたらしました。

その一方、新型コロナウイルス感染症は、変異株(デルタ株など)などの影響もあり、これまでにない急速な拡大傾向にあり、愛知県にも8月8日、再びまん延防止等重点措置が発出されました。そして、これまでとの大きな違いは、新規陽性者の年齢構成において、ワクチン接種が進んだ65歳以上の高齢者の割合が大幅に減少し、学生の皆さんの年代(20代)を含む、若年・中年層中心へと転じていることです。それらを踏まえて、夏休みの様々な活動において、羽を伸ばしたい気持ちを「ぐっと」堪えて、皆さん一人ひとりが、警戒心を緩めることなく、これまで以上に感染対策を慎重に施すことが、自分だけでなく、家族や友人を守ることに、大変重要な意味を持ちます。

また、ワクチン大学拠点接種については、これまで八事キャンパスでの先行実施 及び 名古屋大学を会場とした本学を含む6校共同実施を進めてまいりました。その結果、後期開始までに多くの学生が接種を終えることができる状況が見えてまいりました。しかしながら、副反応への不安や、健康状態、諸都合などから接種機会を逃してしまった方も少なくないと推察しています。このたび、8月下旬から、藤田医科大学(豊明市)を会場として、大学拠点接種を追加実施することにいたしました。予約方法などを8月19日にポータルサイトの学務システムメッセージを通じてご案内します。本学が実施するワクチン大学拠点接種としては、これが最後の機会となります。接種を考えている皆さんは、内容を確認して、予約登録を忘れないようにしてください。

ワクチン接種は自由意思によるものであり、接種を強制するものではありませんが、まだ未接種の学生の皆さんにおかれましては、改めて病気を予防するという利益と副反応のリスクなどを自分自身で評価し、接種するかどうかについて、皆さん一人ひとりが、主体的に考え、判断することを期待しています。

9月14日の後期授業開始に皆さんの元気な顔を見られることを楽しみにしています。

(参考)
教えて‼新型コロナウイルスワクチン(モデルナ社製)
新型コロナワクチンQ & A(厚生労働省)
名古屋市内の最新感染動向などについて(名古屋市)
よくある質問、情報などについて(こびナビ)((一社)保健医療リテラシー推進社中)
新型コロナウイルス感染症の後遺症について(東京都福祉保健局)

令和3年8月19日
学長 小原章裕

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