トップページ/ニュース 9月卒業式を挙行 75人が晴れの門出
学長、校友会会長代行とも、コロナ禍の学生生活をねぎらう
9月卒業式で告辞を述べる小原章裕学長
小原章裕学長から学位記を受け取る北山隼平さん
令和3年度9月卒業式が9月28日、天白キャンパスの名城ホールで挙行され、大学院博士課程6人、大学院修士課程4人、学部学士課程65人の計75人が晴れの門出を迎えました。
小原章裕学長が各研究科・学部代表に学位記を授与し、「昨年から続くコロナ禍の中で、学生生活においてもさまざまなことが奪われ、我慢や不安もたくさんあったと思います。しかし、だからこそ、これまで以上に試行錯誤しながら学修を継続できたと思います。そして、たくさんの発見があったのではないかと思います。その経験も大きな力となっています。これから皆様は、正解のない多くの課題に直面すると思います。それらの課題に対して、自ら考え、解決するための方策を見つけていかなければなりません。名城大学で学んだことそして経験したことを力に、自分に自信をもって、力強く未来へ羽ばたいてください」と告辞を述べました。
校友会の伊庭克英会長代行は祝辞で、コロナ禍で制約の多い学生生活が続いたことをねぎらうとともに、「校友会には北海道から九州、沖縄、台湾まで37の支部があり、どこへ行っても卒業生がいて、本当に心強いと思っています」と強調。「私は名城大学卒と自信をもって言えるような人生を送ってください」とはなむけの言葉を贈りました。
学位記は小原章裕学長から各研究科、学部の代表者に手渡されました。最初に登壇したのは大学院理工学研究科機械工学専攻の博士課程を修了した北山隼平(じゅんぺい)さんです。北山さんは2011年度に同修士課程を修了した後、会社勤めをしながら2014年度に博士課程に進みました。熱流体の研究をしましたが、「研究したことを防災、医療など社会に還元したいと思います」と、式の後で抱負を語りました。
- アクリル板を前に告辞を読む小原章裕学長
- 祝辞を述べる伊庭克英校友会会長代行
- コロナ禍のため学歌斉唱は式場に流れる歌を聞くだけにとどめた
- 大学院薬学研究科博士課程修了の小林正人さん(左)と藤井知郎さん(一部加工しています)