トップページ/受賞 理工学研究科の宮本義也さんが2020年度電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ レーザ・量子エレクトロニクス研究会 奨励賞を受賞
受賞者 | 宮本義也さん(理工学研究科材料機能工学専攻 修士課程2年、赤﨑勇終身教授、上山智教授、竹内哲也教授、岩谷素顕教授研究室) |
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受賞名 | 2020年度電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ レーザ・量子エレクトロニクス研究会 奨励賞 |
受賞日 | 2021年11月25日 |
受賞テーマ |
量子殻活性層およびトンネル接合を有するナノワイヤ発光デバイス実現に向けた結晶成長に関する検討 |
電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ レーザ・量子エレクトロニクス研究会は、研究会に投稿し自ら講演を行った若手研究者を対象として、優秀な論文に対して表彰する奨励賞を設けています。 受賞者はⅢ族窒化物半導体の微小な三次元結晶であるナノワイヤの結晶成長に関する研究を行っています。ナノワイヤはその側面を発光領域とすると、半導体レーザのしきい値電流の低減などが可能になります。この利点を活かすデバイス構造を再現するにあたって、結晶成長後の表面平坦性の改善が必須でした。本研究は、二段階成長法を用いることで、表面平坦性が大幅に向上することを明らかにしました。また、デバイス化後、比較的低電圧での青色発光が確認されました。この研究が評価され、今回の受賞に至りました。 |