トップページ/ニュース 女子駅伝部が富士山女子駅伝を完勝 4年連続二冠を達成 二大大学女子駅伝通算10勝も

天白キャンパスはパブリックビューイングで盛り上がる 80人が参加

4連覇のゴールの瞬間、会場は最高潮に 4連覇のゴールの瞬間、会場は最高潮に
演舞を披露する応援團チアリーディング部 演舞を披露する応援團チアリーディング部

女子駅伝部は12月30日に静岡県富士宮市・富士市で開催された2021全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)で、2時間22分24秒と2位の大東文化大学に2分58秒の大差をつけて優勝しました。2018年大会からの4連覇です。10月の第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会で5連覇を果たしたばかりで、二大大学女子駅伝の「二冠」を4年連続で達成しました。4年生は入学以来、無敗で卒業することになります。

同部は全日本大学女子駅伝対校選手権大会で通算6回優勝し、富士山女子駅伝4回優勝と合わせると、二大駅伝10勝の金字塔を打ち立てたことにもなります。

今年も新型コロナウィルス感染症の影響で、現地での応援が制限されたため、昨年に続いて天白キャンパス共通講義棟北の名城ホールで、パブリックビューイングを開催しました。感染防止対策を徹底したうえで、選手の家族、教職員、校友会員ら約80人が参加、スティックバルーンをたたいて応援し、盛り上がりました。

レースは、1区の谷本七星選手(人間学部1年)が先頭に立ち、アンカー7区の小林成美選手(外国語学部3年)まで一度もトップを譲ることなくゴールイン。会場の人たちはその強さに圧倒されました。中継所でトップでたすきがつながれるたびに、場内はスティックバルーンが激しく揺れました。

応援團リーダー部のエールやチアリーディング部の演舞も披露され、團長の梶浦怜奈さん(経営学部2年)らが盛り立てました。

米田監督「来年以降も期待が高まると思うが、学生とともに頑張る」

  • テレビ中継と並行し、インタビュー台の選手たちを映す テレビ中継と並行し、インタビュー台の選手たちを映す
  • 名古屋学芸大学管理栄養学部の学生たち 名古屋学芸大学管理栄養学部の学生たち

テレビ中継と、現地からの映像の二元中継は、今回も実施されました。

テレビでは、選手たちが腰に付けたお守りのことが紹介されました。作ったのは、女子駅伝部の寮に出向いて食事面を支えている名古屋学芸大学管理栄養学部の学生たちです。会場には中島朱希さん(4年)ら3、4年生計16人が応援に駆け付けました。

4区で区間賞を取った山本有真選手(人間学部3年)の父道雄さんと姉有里さんは10月の選手権大会のパブリックビューイングに続いて訪れ、司会からマイクを向けられていました。有里さんは妹の力走ぶりを「圧倒的なオーラで、成長を感じた」と語りました。

現地からの映像では、米田勝朗監督(法学部教授)が携帯電話で次走者に的確な助言を与える声も流れ、レースの舞台裏を臨場感たっぷりに伝えました。ゴール周辺では、アンカーを歓喜で出迎えるチームメートを映し、出場メンバーや他の選手たちの表情を天白キャンパスからじっくりと見ることができました。

レース直後には、5区を走った和田有菜主将(理工学部4年)と米田監督の優勝インタビューもパブリックビューイング会場に独自中継しました。和田主将は「私たちの背中を押してくれてありがとうございます」と感謝し、米田監督は「8回連続優勝したが、学生たちの悔し涙を見ないで1年を終えることができるのは幸せな監督だ。来年以降も期待が高まると思うが、学生とともに頑張る」と話しました。

トップは譲らず

区間(距離)選手名通算順位 記録区間順位 記録
1区(4.1km) 谷本 七星 1位 12分49秒 1位 12分49秒
2区(6.8km) 松 智美ムセンビ 1位 34分21秒 6位 21分32秒
3区(3.3km) 井上 葉南 1位 44分41秒 1位 10分20秒
4区(4.4km) 山本 有真 1位 59分07秒 1位 14分26秒
5区(10.5km) 和田 有菜 1位 1時間32分39秒 3位 33分32秒 区間新
6区(6.0km) 増渕 祐香 1位 1時間52分29秒 2位 19分50秒
7区(8.3km) 小林 成美 1位 2時間22分24秒 1位 29分55秒

【大会公式サイト】 https://www.fujisan-joshiekiden.jp/

  • No.1を表現 No.1を表現

「勝利のひと押しプロジェクト」には67万超のプッシュ

  • 閉会あいさつをする小原章裕学長 閉会あいさつをする小原章裕学長
  • 食い入るように観戦する溝口晃之さん 食い入るように観戦する溝口晃之さん

この二大駅伝の優勝を受けて、2022年1月7日(金)12:30~13:00、天白キャンパスで優勝報告会を開催します。LIVE配信も予定していますので、1月5日以降、本学サイトでご確認ください。

パブリックビューイングで身を乗り出して観戦していた経済学部非常勤講師の溝口晃之さんは「本当に感動した。優勝報告会にも出たい」と感激していました。

特設サイト内の「応援ボタン」を押すことで女子駅伝部の応援ムードを高める「勝利のひと押しプロジェクト」を今回も実施しました。12月23日から始め、レース終了までに67万を超えるプッシュがあり、ファンの熱気を数字で表しました。

会場への来場、勝利のひと押しへの参加、テレビ観戦での温かい応援ありがとうございました。皆さん、よいお年をお迎えください。

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