トップページ/ニュース 法学部卒業生の藤原涼菜さんと田川丈史さんが司法書士試験に合格

合格率5.14% 小原章裕学長は高いハードルを乗り越えた努力と精神力を高く評価

  • 記念写真に納まる(左から)小原章裕学長、藤原涼菜さん、田川丈史さん、伊川正樹法学部長 記念写真に納まる(左から)小原章裕学長、藤原涼菜さん、田川丈史さん、伊川正樹法学部長
  • 記念品の万年筆を受け取る田川さん 記念品の万年筆を受け取る田川さん

法学部卒業生の田川丈史さん(2007年応用実務法学科卒)と藤原涼菜(すずな)さん(旧姓大宮、2009年法学科卒)が、2022年2月16日、小原章裕学長を訪問し、令和3年度司法書士試験の最終合格を報告しました。同年度の受験者は11,925人、合格者は613人、合格率は5.14%。小原学長は「これからも試練があると思うが、高いハードルを乗り越えたから、少々のことがあっても大丈夫」と言葉をかけていました。

田川さんは宅建と行政書士の資格は取得済みで、司法書士も目指して専門学校に通って2回目で合格を勝ち取りました。後輩に向けては「いろいろな楽しいことを捨てて努力するしかない。毎日コツコツと勉強するしかない」とアドバイスしました。

藤原さんは不動産会社に勤めていましたが、土曜・日曜は休みがとれず、「小学1年生の娘と一緒に土日を過ごしたい」という一心で会社を辞めて専門学校に通いました。「やりたいことは、やるべきことをやってから」と決め、家族に迷惑をかけないようにと睡眠時間を削って勉強に励み、3回目の挑戦で合格しました。「出産から合格まで、人生で一番努力した時期」と晴れ晴れと振り返り、後輩に向けては「気合と根性が合格の秘訣(ひけつ)」と語りました。

藤原さんは母も現役の司法書士で、母子で合格を果たしました。本学の八神聖特任教授に、母は専門学校で習い、藤原さんは法学部の授業を受けたといいます。

試験対策を教えるエクステンション講座「他大学にない強み」と伊川法学部長

学長報告に同席した伊川正樹法学部長は「八神先生の指導は定評があり、20年以上にわたってほぼ毎年、名城大学の卒業生が司法書士試験に合格している。そのような成果と卒業生が講師を務めるエクステンション講座は他大学にない強み。法学部としても支援している。難関資格ではあるが、学生時代に学んだことが合格につながるので、多くの学生が目指してほしい」と、後に続く学生たちに期待を寄せました。

  • 学長(手前)と懇談 学長(手前)と懇談
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ