トップページ/受賞 理工学研究科の毛利拓海さんが自動車技術会大学院研究奨励賞を受賞

受賞者

毛利 拓海さん(理工学研究科材料機能工学専攻修士課程2年、宇佐美初彦教授研究室)

受賞名

自動車技術会 大学院研究奨励賞

受賞日 2022年3月2日
受賞テーマ 転がりすべり接触の摩耗特性に及ぼすSn-Zn成膜の効果

自動車エンジンの変速機を含む動力伝達を担う歯車の性能向上を目的として、噴射加工に着目して研究を進め、最終的には亜鉛(Zn)とスズ(Sn)の混合粒子を投射し被膜を形成することで、耐疲労性や耐摩耗性に支配される寿命を大幅に改善できることを見いだしました。歯車は転がりながらすべることで、動力を効率よく伝達することが要求される機械要素ですが、その接触状態は複雑です。噴射加工は従来も適用されてきましたが、投射粒子を軟質金属とし成膜することで、Znの犠牲防食機能と自己潤滑性の相乗効果により、大幅な摩耗低減を実現しました。得られた成果は非常に即効性が高く、同様な接触状態である自動調心ころ軸受への応用も期待されています。毛利さんは修士課程在学中に研究成果を国内会議で4件発表し、1編が学術論文として専門誌に掲載された実績から受賞の栄誉に浴しました。

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