トップページ/受賞 理工学部の山下さんが土木学会中部支部で優秀講演者賞

受賞者 山下 隼史さん
(理工学部社会基盤デザイン工学科4年、
猛司教授研究室)
受賞名 土木学会中部支部 令和3年度土木学会中部支部研究発表会 優秀講演者賞
受賞日 2022年3月4日
受賞テーマ

砂質土の骨格構造の違いが液状化特性に及ぼす影響

南海トラフ地震をはじめとする巨大地震に備えて河川堤防などの社会インフラの液状化対策が急務となっています。しかし、耐震設計に用いる自然地盤の液状化強度を正確に把握するには、室内試験に用いる砂試料を採取する際の乱れを合理的に評価することが必須であり、それが大きな課題となっています。山下さんは卒業研究を通して、砂質土の乱れが骨格構造の劣化である点に着目し、骨格構造の度合いを人為的に変化させる手法を用いて三軸試験と振動台模型試験を系統的に実施することによって、砂質土の骨格構造の度合いが液状化特性に及ぼす影響を明らかにしました。今回はその成果の一部を発表し、高い評価を得ました。この研究発表会で2年連続の受賞となりました山下さんは、大学院へ進学して液状化に関する研究を継続されます。
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