トップページ/ニュース 名城大学×日進市連携講座「子ども大学にっしん」で3Dプリンターでものづくり体験
子どもたちの「ものづくり」「3Dプリンター」などへの関心の高さを実感!
本学は日進市と連携協力協定を締結しており、その協定に基づいて2016 年度から日進市と共催で連携講座「子ども大学にっしん」を実施しています。
今回は、本学に 2022 年 3 月に新設した起業活動拠点ものづくりスペース M-STUDIO (以下、M-STUDIOという。)を活用して、3Dプリンターを使ったものづくり体験企画を実施しました。
講師は理工学部メカトロニクス工学科の大原賢一教授、また大原研究室の滝井淳之甫さん(修士2年)と金田海里さん(修士1年)がサポートスタッフを務めました。
新型コロナウイルスの感染防止を徹底するため、参加者を10人に絞って募集したところ、予想を上回る140名以上の方から申し込みがあり、ものづくりや3Dプリンターなどへの関心の高さが示されました。
当日、子どもたちは会場であるM-STUDIOに到着するやいなや、「すごーい!」「3Dプリンターでは何が作れますか」「スマートフォンと3Dプリンターは連動しますか」など、講座が始まる前から活発に質問が投げかけられました。
1時間半のレクチャーで3DCADを使ってペン立てを製図!
当日は、大原教授から3Dプリンターとは何か、3Dプリンターを活用してどのような研究を行っているか、どのようなロボットを開発しているかなど、動画を使ったとてもワクワクする紹介がありました。
そのあと、Fusion360という大原教授や大学生も使用している3D CADソフトを使い、PCでペン立てを製図しました。
1つ1つ工程を教えてもらいながら作業を進めましたが、子どもたちは普段タブレットを使うことが多いようで、マウスを用いた操作に苦戦していました。徐々に使い方に慣れていき、図面が完成したときは、1人1人から「わぁー!」と歓声が上がりました。
- 大原教授とサポートスタッフによるCADレクチャーの様子
- 3Dプリンターで出力している様子を見学
設計したものを3Dプリンターで出力するのは非常に時間がかかるため、今回は子どもたちが製図したものと同様のペン立てを、サポートスタッフが事前に出力し、子どもたちに提供。子供たちは、アルファベットやリボン、ギアなどの飾りをつけて、自分だけのオリジナルペン立てを完成させました。
参加した子どもからは、「3Dプリンターでどんなことができるかとてもよくわかった」「自分でいろいろと物を作れるように勉強したい」などの声が相次ぎました。
- 子どもたちが作成したペン立て