在学生・教職員/ニュース 5大学による「先端医療開発コンソーシアム」協定の締結式を実施
協定書を手にする5大学の学長、左から愛知学院大 引田弘道学長、岐阜薬科大学 原英彰学長、藤田医科大学 湯澤由紀夫学長、摂南大学 荻田喜代一学長、名城大学 小原学長
本学、藤田医科大学、愛知学院大学、岐阜薬科大学、摂南大学の5大学は8月9日、新たな医療技術開発に向けた「先端医療開発コンソーシアム」を設立し、協定締結式を行いました。
本協定は、薬学系・工学系の大学による優れた研究成果や発明について、医学系大学が医師主導臨床研究やAMED(日本医療研究開発機構)の資金獲得をはじめとする支援を行うことで、医薬品・医療機器・体外診断用医薬品・再生医療等製品を含めた先端医療技術の社会実装を実現することを目的としています。
締結式で本学の小原章裕学長は「各大学が個性溢れる研究を行っているが社会実装には様々な力が必要。このコンソーシアムが核となり、社会実装に向けた取り組みが加速し、さらにその取り組みによりそれぞれの研究も進む、正のスパイラルが起きることを期待しています」と挨拶しました。
会見後の5大学による意見交換では、各大学のシーズを知る機会を設け、スピード感を持って推進することが確認されました。
<協定の内容>
(1)大学が保有する研究シーズの実用化をめざした、多施設共同による基礎研究、非臨床試験および臨床試験等の企画、調整および実施
(2)人事交流を通じての人材育成
(3)産学連携による企業とのマッチングおよび知的財産管理の支援
(4)大学発ベンチャーの起業支援
(5)その他必要と認められる活動
- 協定書へサイン
- 挨拶を述べる小原学長
- 会見後の意見交換