在学生・教職員/ニュース 教職センターの曽山教授が執筆・編集した『中学校教師の仕事術 超入門』発刊

これからの教育を担う若い先生を応援する一冊

天白キャンパスの研究室で新刊を手にする曽山和彦教授 天白キャンパスの研究室で新刊を手にする曽山和彦教授

本学教職センターの曽山和彦教授が執筆・編集した『イラスト図解でわかる! 中学校教師の仕事術 超入門』が、明治図書から刊行されました。曽山教授は「これからの教育を担う若い先生や教職課程で学ぶ学生たちを応援する一冊です」と話しています。A5判、192ページで定価は税込2266円。

曽山教授は長年、各地での講演会や教員研修などの講師を務めて現場の多くの先生たちと接してきた経験から、「部活動や進路の指導もあり、思春期を迎えた生徒たちとの関係づくりも難しく、中学校で教える若い先生がいちばん苦戦している」と痛感したのが、この本の執筆のきっかけと明かします。

「まず押さえたい! 3つの基本術」と題した第1章は曽山教授が執筆。「学級づくり」や「授業づくり」「部活動」から「社会人としてのマナー」や「自己研鑽」まで、中学校でのさまざまな場面での仕事術の基本のポイントを紹介する第2章は、本学の杉浦里美非常勤講師をはじめとする全国各地のベテランの教員や教員OBら10人が担当しています。

SNSによるトラブルから生徒を守る「SNS指導」やパソコンを使った「ICT活用」など今、注目を集める項目もあり、親しみやすいイラスト図解で分かりやすくポイントを紹介するなど、若き先生たちが抱える悩みに寄り添う内容となっています。曽山教授は「各校のベテランの先生方が若い先生に指導・助言する際にも活用できます」と呼び掛けています。

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