在学生・教職員/ニュース 学生環境団体代表の奈義良さんが中学校で講演

生ごみを堆肥にするコンポストを紹介

本学の学生環境団体「Clean Green(クリーン グリーン)」代表の奈義良遥子さん(人間学部3年)が9月12日、愛知県安城市立東山中学校の生徒集会に講師として招かれ、生ごみを堆肥化する「コンポスト」の作り方やSDGs(持続可能な開発目標)の目標達成に向けた活動内容などを紹介しました。

東山中学校の生徒会は、学校全体でごみを減らす活動への関心を高め、環境問題について自分たちができることを広げようと生徒集会を企画。環境問題について調べていた生徒会長の加藤奈々さんが「Clean Green」のホームページを見つけ、「直接、話を聞きたい」と奈義良さんに講師を依頼しました。

全校生徒733人を前に奈義良さんは、2019年5月に結成した「Clean Green」のこれまでの活動内容や現在、活動の柱としている「コーヒー1杯からできるコンポスト」などを紹介。生徒が持参した生ごみを使って段ボール素材のコンポストの作り方も実演し、できた堆肥で野菜などを育てることができることから「生ごみの量もゴミ袋も減らすことができ、しかも農薬は不使用。どこでも誰でもできます」と呼び掛けました。

集会では最後に生徒代表が「今後、東山中でもコンポストに挑戦していきたいです」とお礼の言葉を述べ、生徒会長の加藤さんも「これからの環境を担うのは私たちだと強く感じました」と話し、奈義良さんの活動に感銘を受けた様子でした。東山中学校の香村直廣校長は「生徒たちがどんな活動につなげていくのか、見守っていきたいです」と期待していました。

  • コンポストの作り方を実演 コンポストの作り方を実演
  • 「SDGsにつながる行動を」と呼び掛け 「SDGsにつながる行動を」と呼び掛け
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ