在学生・教職員/ニュース 令和4(2022)年度の科研費功労賞表彰式 理工学部の3教授を顕彰
小原学長「今後も研究をさらに発展を」
受賞者の(前列右から)伊藤昌文教授、岩谷素顕教授、成塚重弥教授
競争的研究費に対して高い意識を持ち、科研費を継続的に受けて研究活動を行うことで本学の研究力の向上に大きく貢献した教員を顕彰する2022年度の「科研費功労賞」に、理工学部電気電子工学科の伊藤昌文教授、理工学部材料機能工学科の岩谷素顕教授と成塚重弥教授が選ばれ、天白キャンパス本部棟で9月16日、表彰式が行われました。
- 立花理事長(左)から賞状を受ける伊藤教授
- 立花理事長(左)から賞状を受ける岩谷教授
科研費は、人文、社会、自然科学まであらゆる分野にわたり、基礎から応用までの学術研究を対象として国が研究者に助成する最も基幹的な競争的研究費で、採択率はわずか2割ほどです。科研費功労賞は、科研費をはじめとする競争的研究費への意識を高め、本学の研究力向上を目指して2021年度に創設され、今回が2回目の表彰となります。
式では、立花貞司理事長から一人一人に賞状と報奨金目録が手渡され、小原章裕学長が祝辞を述べました。その中で小原学長は「質の高い教育活動しながら科研費の申請をし続けることがいかに大変かは、私も十分理解しています。ぜひ、今後も研究をさらに発展させるとともに、科研費申請ノウハウなどをアドバイスしてください」と要望しました。
成塚教授「ワンランク上の研究をする大学に」
科研費を書類で申請していた当時を振り返る成塚教授(右)
受賞者を代表して成塚教授があいさつし、科研費を書類で申請していた時に使ったマジックペンや両面テープ、研究成果をまとめた冊子などを持参して当時を振り返った後、「若手の研究者たちの科研費が通って研究環境が整い、学長が目指すワンランク上の研究をする大学に発展することを望みます」と謝辞を述べました。
科研費功労賞の意義などを説明する小原学長(中)