在学生・教職員/ニュース 2022年度杉原千畝ボランティア・ガイド育成プログラム 参加者募集
講演5回と実習1回
2018年10月18日、名古屋市瑞穂区の瑞陵高校横に「杉原千畝広場」が完成しました。杉原の母校(旧制愛知県立第五中学校)に立派な銅像とパネルができ、千畝の生い立ちから、1940年夏のリトアニアの首都(当時)カウナスでのユダヤ人救出劇、日本通過ビザを持って来日したユダヤ人の運命などがコンパクトに解説されています。
名城大学では「杉原千畝広場」の有効利用のため、ボランティア・ガイドを育成するプログラムを2018年に始めました。二年間コロナ禍で中断していましたが、2022年秋に再開します。杉原の人道的な救出劇を多くの見学者に理解してもらうため、ガイドの資格を取得されてはどうでしょうか。
日時:11月初旬から12月初旬の毎週水曜日18:30-19:45の講演5回と実習1回
場所:本学ナゴヤドーム前キャンパス DW207教室
募集人員:50人(受講・聴講無料、年齢不問。希望者多数の場合、名城大学生を優先します。講演だけの聴講希望者も受け入れます)
11月 9日 稲葉千晴(本学都市情報学部教授)「ボランティア・ガイド募集の趣旨と目的:ホロコーストからユダヤ人を救った人々」
11月16日 木畑和子(成城大学名誉教授) 「キンダートランスポート:子供を助けたイギリス市民」
11月23日 稲垣宏恭(愛知県教育委員会次長) 「杉原千畝とあいち:センポ・スギハラ・メモリアルに関わって」
11月30日 重松尚(東京大学助教) 「リトアニアのホロコースト:杉原が去った後何が起きたのか」
11月26日(土)10:30-12:00 瑞陵高校前の杉原千畝広場でガイド実習
12月 7日(水)「日本リトアニア修好百周年講演会」(逐次通訳付)
17:00 シモナス・ストレルツォーヴァス(ヴィリニュス大学ドセント)「1940年夏の杉原千畝による難民救出:リトアニア・日本協力関係の結実」
18:00 サルヴィユス・クレヴィチウス(ヴィリニュス大学歴史学部副学部長) 「杉原の善行を後世に伝えるための戦略と実践」
19:00 杉原千畝ボランティア・ガイド認定証授与式
連絡先:名城大学都市情報学部 稲葉千晴
〒461-8534 名古屋市東区矢田南四4丁目102番9
メール:chiuneguide@yahoo.co.jp
注1:参加希望者は、次の参加票に必要事項を記入して10月20日(木)までにインターネット経由、あるいは参加票を印刷して連絡先まで郵送でお申し込みください。メールやはがきでの申し込みも受け付けます。氏名(フリガナ)、住所、携帯電話番号、メールアドレスに加え、講演の聴講だけを希望する方はその旨も明記して送ってください。
10月末までに、受講できるかどうかをメールで返事させていただきます。電話でのお問い合わせには対応できません。よろしくお願いいたします。
注2:名城大学生には来年夏のリトアニア・ポーランド研修への支援制度があります。