学部・大学院/ニュース 日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会・2022年度中部・北陸地区床ずれセミナーを開催

  • オンラインセミナーの様子 オンラインセミナーの様子
  • 運営に参加した薬剤師、医師、看護師など 運営に参加した薬剤師、医師、看護師など

10月23日に薬学部飯田耕太郎教授らが実行委員を務め、薬学部で表記のセミナーがオンライン開催され、全国から約150名の参加がありました。褥瘡とは、寝たきりなどにより体重で圧迫された場所の血流が悪くなることで、皮膚の一部がただれ壊死し、皮膚潰瘍を生じた状態のことで床ずれとも呼ばれています。近年、在宅医療で寝たきりの高齢者に発症する頻度が高まっています。褥瘡治療は、3ヶ月から6か月ほどの長期間を要します。在宅医療では、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、介護支援専門員、介護福祉士、ヘルパー、福祉用具専門相談員など多職種が患者のためにチーム医療を行うことが必須になっています。
今回のセミナーでは在宅褥瘡ケアに関わる多職種が全国から参加し、お互いを理解し合い多職種連携を円滑に進めるために、シンポジウム等による発表を通して多職種間の意思疎通が図られました。在宅医療の課題を解決するのは患者やその家族を含めた多職種協働によるチーム医療です。セミナーでは医療、看護、介護、福祉などの多職種が専門性を発揮し、連携することで在宅褥瘡医療の向上に寄与することが採択されました。

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