在学生・教職員/ニュース 薬学部が高校生体験実験講習会を開催
本学薬学部が2022年11月12日、高校生を対象に「高校生体験実験講習会」を八事キャンパスで開催しました。同講習会は、薬学部における実験の楽しさや薬学の魅力を伝えるため、2000年度から開催し、19回目。新型コロナの影響で3年ぶりの開催となりました。
今回は「食品偽装をあばく技術 -新型コロナウイルス変異株の識別法はここから生まれた-」をテーマに、新型コロナウイルス変異株の簡単、迅速な識別法を確立した薬学部 神野透人教授らの研究室からその識別法の基礎となった技術を紹介し、20名の高校生が参加しました。実験では、名古屋コーチンとそれ以外の鶏肉のDNAを抽出し、塩基配列の順序を比較することで鶏の銘柄を識別するといった手法を体験。参加者からは「はじめて触る実験道具ばかりで楽しかった」「薬学部で学びたい気持ちがさらに強くなった」などの声が相次ぎました。