トップページ/ニュース 【開催報告】Fieldwork for International Japanese Studies I

2022年12月3日(土)、4日(日)の2日間にわたり、交換留学生英語受け入れプログラムMEP-Eの開講科目Fieldwork for International Japanese Studies I(担当:鈴村裕輔・外国語学部准教授)が行われました。

今回は石川県金沢市を訪問し、MEP-Eの交換留学生19名のうち12名が参加しました。

このフィールドワークは、江戸時代の日本における主要都市のひとつであった金沢を対象とし、現在まで残る伝統的な文物や、伝統文化を活用した新たな取り組みに触れることで、日本の文化の多様性をよりよく知ることを目的としています。

  •         金箔貼り体験         金箔貼り体験

第1日目は石川県物産館での金箔貼り体験を行ったほか、日本最大名園の一つである兼六園や金沢城公園などを訪問しました。また、第2日目は4人1組で3つのグループに分かれ、各グループが事前学習の際に検討した訪問先を見学しました。

2日間の体験を通して、参加者は金沢市を中心として育まれた独自の文化に接するとともに、兼六園の作庭の背景にある神仙思想や戦国時代における軍事拠点から江戸時代の大名の権力の象徴へと変質した日本の城のあり方などをよりよく知る機会を得ることが出来ました。これからも、参加者が日本の文化や歴史などについて、一層の理解を深めることが期待されます。

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