在学生・教職員/ニュース 令和4年度の特別強化クラブ・強化クラブ年間活動報告会を開催

6クラブがこの1年のチーム作りや戦績、来年度の目標などを発表

「小林成美さん(女子駅伝部前主将)のインタビューを聞いて意識改革につなげた」と報告する硬式野球部 「小林成美さん(女子駅伝部前主将)のインタビューを聞いて意識改革につなげた」と報告する硬式野球部

令和4年度の特別強化クラブ・強化クラブ年間活動報告会が2月28日、天白キャンパス共通講義棟北の名城ホールで開催されました。特別強化クラブの硬式野球部と女子駅伝部、強化クラブのアメリカンフットボール部とバレーボール部、ハンドボール部、ラグビー部の代表が次々と登壇し、この1年間のチーム作りや戦績、来年度の目標などを発表しました。

年間活動報告会は、それぞれのクラブの活動内容を知り、良いところを取り入れるなどしてお互いに高め合い、さらなる飛躍につなげるとともに、大学の関係者にクラブをアピールして理解を深めてもらうことで、大学全体で応援する環境をつくる狙いで開催しています。今年は学生や教職員約300人が参加しました。

各クラブの発表を聞く学生たち 各クラブの発表を聞く学生たち

ハンドボール部「今年度の成果を超えるよう1日1日頑張っていきたい」

各クラブは次の通り発表しました。

【アメリカンフットボール部】 吉川椋介主将(経営学部3年)と山下要副将(経済学部3年)がスピーチし、今年度は「凡事徹底」をスローガンに私生活のルールから見直し、朝食班を作って毎日朝食を食べて1日のリズムを作ったことなどを報告。来年度は「打倒関東」を目指して、組織力、能力、知識力をアップすることを掲げました。

【バレーボール部】 「メンタルの面で甘さが出ました」と今年度の反省点を挙げた栗川怜主将(法学部3年)と中川碧虎副将(経済学部3年)。来年度はアナリストを増やして対戦相手の分析を進めるとともに、練習の時から会話を意識して学年の上下などに関係なくコミュニケーションを取るようにして、「勝つことにこだわっていきます」と力を込めました。

【ハンドボール部】 今年度は春秋の東海学生リーグ戦優勝、西日本インカレ初優勝、全日本インカレで3位と好成績を残し、来年度はリーグ戦連覇と西日本ベスト4、全日本ベスト8を目標に据えた下坂真冬主将(法学部3年)と成田圭吾副将(法学部3年)。「今年度の成果を超えるように1日1日頑張っていきます。ぜひ観戦に来てください」と呼び掛けました。

【ラグビー部】 2位に入った東海学生リーグ戦の戦いぶりを動画も交えて紹介した高木寛大主務(経営学部3年)と池元杏哉副務(経済学部2年)は「日進総合グラウンドのナイター設備が改修されて練習での集中力が増したことで、けが人が大幅に減少しました」と紹介し、大学側に感謝の言葉も述べました。

  • アメリカンフットボール部の発表 アメリカンフットボール部の発表
  • バレーボール部の発表 バレーボール部の発表
  • ハンドボール部の発表 ハンドボール部の発表
  • ラグビー部の発表 ラグビー部の発表

女子駅伝部「トラックシーズンでの活躍が駅伝を勢いづけた」

【硬式野球部】 春秋のリーグ戦で連覇し、2つの全国大会もベスト8とベスト4と躍進した理由について「抜本的改革で意識改革と組織改革、フィジカル強化、技術力向上に取り組んだ結果」と明かした伊藤雄紀主将(法学部3年)と学生コーチ兼務の福元万学主務(都市情報学部3年)。来年度は「改革を継続してリーグ3連覇と全国制覇に向け全力で戦い抜きます」と誓いました。

【女子駅伝部】 増渕祐香主将(法学部3年)と野呂くれあ副将(法学部3年)は「トラックシーズンでの活躍が駅伝を勢いづけました」と述べ、トラック種目で各選手が成果を上げことが5年連続大学女子駅伝2冠達成につながったと振り返りました。来年度は「有言実行~己に克つ~」をスローガンに「1人1人が目標に向かって精進していきます」と宣言しました。

※強化クラブの柔道部は後日、別の機会に報告する予定です

  • 硬式野球部の発表 硬式野球部の発表
  • 女子駅伝部の発表 女子駅伝部の発表

「名城の看板を背負い、素晴らしい成績を残してくれました」と小原学長

各クラブの取り組みや強化戦略などを聞いた小原章裕学長は「入学時からコロナ禍で苦労したと思いますが、それぞれの目標に向かってさまざまな工夫をしてきたことがよく分かりました。皆さんは学生アスリートとして『名城』の看板を背負って頑張り、素晴らしい成績を残してくれました」と選手たちをねぎらい、全国大会で好成績を収めた女子駅伝部と硬式野球部、ハンドボール部の主将に表彰状を手渡しました。

  • 学生たちをねぎらった小原学長 学生たちをねぎらった小原学長
  • 表彰状を受け取る女子駅伝部の増渕主将 表彰状を受け取る女子駅伝部の増渕主将
  • 表彰状を受け取るハンドボール部の下坂主将 表彰状を受け取るハンドボール部の下坂主将
  • 表彰状を受け取る硬式野球部の伊藤主将 表彰状を受け取る硬式野球部の伊藤主将

「大きな喜びと勇気、感動を与えてくれた」と立花理事長

続いて、特別強化クラブと強化クラブに今治製で名城大学のロゴ入り応援タオル380枚を寄付していただいた阪和興業株式会社(本社・大阪市中央区)の取締役専務執行役員の長嶋日出海・名古屋支社長が「熱気あふれる報告会に参加させていただき、ありがとうございます。皆さんの汗と涙を応援タオルで吸い込んでください」と述べました。

最後に、閉会のあいさつで立花貞司理事長は「各クラブとも簡潔にまとめて大変うまく発表していました」と称賛。好成績について「高い目標を設定して1人1人が何をしなければいけないかを考え、実行した結果。学生や教職員、卒業生に大きな喜びと勇気、感動を与えてくれました。来年度も引き続き頑張ってください」と期待を寄せました。

終了後には各クラブの部員たちが協力したドーピングアンケートの調査結果について、薬学部の黒野俊介教授が報告しました。

  • 来年度の活躍も期待した立花理事長 来年度の活躍も期待した立花理事長
  • あいさつする阪和興業の長嶋日出海名古屋支社長 あいさつする阪和興業の長嶋日出海名古屋支社長
  • 寄付された応援タオル 寄付された応援タオル
  • アンケートの調査結果を報告する黒野教授 アンケートの調査結果を報告する黒野教授
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ