在学生・教職員/ニュース 薬学部の佐藤弘道特任教授が今年度初めての講義

1年次前期開講科目「健康・スポーツ科学理論」を担当

講義に臨む佐藤特任教授 講義に臨む佐藤特任教授

NHK「おかあさんといっしょ」の第10代「体操のお兄さん」で、昨年4月に就任した本学薬学部の佐藤弘道特任教授が4月21日、八事キャンパスで今年度初めての講義に臨みました。担当したのは1年次前期開講科目「健康・スポーツ科学理論」で、3限と4限の2コマで1年生合わせて約280人に「地域保健(健康づくり)活動」について解説しました。

「地域保健(健康づくり)活動」について解説

  • 1年生に向けて講義 1年生に向けて講義
  • 論文作成の助言も 論文作成の助言も

佐藤特任教授は初めに、自らの研究・活動のうち、弘前大学大学院医学研究科社会医学講座時代に取り組んだ地域保健活動「岩木健康増進プロジェクト」などの概要を解説。生活習慣病予防や健康増進施策として行っている健康状態を把握するための検診や健康実践教室などを各種データや写真を交えて紹介しました。

続いて佐藤特任教授は、子どもとともに親の健康づくりや生活習慣病予防につなげるために考案し、継続して指導している「親子体操」を取り上げました。佐藤特任教授は「親子で一緒に体を動かすことで、母親のストレスや抑うつが軽減され、睡眠の質も改善される」などと指摘していました。

講義を通して佐藤特任教授は、学生たちが将来、検診などの地域保健活動を担う際に役立つよう「受診者への接し方や会話術などを身につけて」「体組成や骨密度などの測定方法や結果を正しく受診者に説明、指導できるように」などと何点もアドバイス。「親子体操」の解説の際には、学生が論文を作成する時に参考になるよう弘前大学大学院時代の自らの論文の概要をパワーポイントで紹介していました。

  • 佐藤特任教授を紹介する梅田孝教授(左) 佐藤特任教授を紹介する梅田孝教授(左)
  • 写真や各種データを活用して研究を紹介 写真や各種データを活用して研究を紹介
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
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