在学生・教職員/ニュース 第6回名城大学杯将棋大会を開催 184人が熱戦を繰り広げる

年代別の5クラスに分かれて日ごろの練習の成果を競う

熱戦を繰り広げる参加者 熱戦を繰り広げる参加者

本学主催の「第6回名城大学杯将棋大会」(日本将棋連盟東海普及連合会、名城大学スポーツ・文化後援会共催、愛知県、愛知県教育委員会、名古屋市、名古屋市教育委員会、中日新聞社後援)が6月18日、ナゴヤドーム前キャンパスで開催され、全国から応募があった小学生から高校生までの184人が年代別のクラスに分かれて熱戦を繰り広げました。藤井聡太七冠の活躍で将棋ブームに沸いているとあって、メディア5社が取材に訪れました。

本学将棋部の団体・個人とも学生日本一を機に開催

  • 開会式であいさつする杉本八段(左から2人目)と指導対局に臨んだプロ棋士 開会式であいさつする杉本八段(左から2人目)と指導対局に臨んだプロ棋士
  • 廊下には見守る保護者の姿も 廊下には見守る保護者の姿も

本学将棋部は2015年に開催された「第46回全日本学生将棋団体対抗戦(通称・学生王座戦)」で初優勝し、「第44回学生王将戦」でも部員が優勝して団体・個人とも学生日本一に輝きました。大会は、その快挙を広く知ってもらうとともに、次世代を担う人材を育成しようと2016年から開催しています。

開会式では、大野栄治副学長が「日ごろの練習の成果を存分に発揮するとともに、思う存分楽しんでいただければ」とあいさつ。藤井聡太七冠の師匠で日本将棋連盟理事の杉本昌隆八段も「負けても何かを学ぶことができるのが将棋という競技です。きょう一日楽しんでください」と激励しました。

参加者はこの後、小学2年生以下、小学3・4年生、小学5・6年生、中学生、高校生の5クラスに分かれ、真剣な表情で対局に臨んでいました。2敗すると敗退するスイス式トーナメントで進められた結果、各クラスの上位4人が閉会式で表彰されました。第36回全国高等学校将棋竜王戦愛知県予選(読売新聞社共催)も同時に開催され、63人が参加しました。

大会参加者を対象にしたプロ棋士10人による指導対局も行われ、本学卒業生の中澤沙耶女流二段(2019年都市情報学部卒)と脇田菜々子女流初段(2019年人間学部卒)も参加。3人同時に対局しながら、子どもたちに駒の動かし方などをアドバイスしていました。中澤女流二段は「基礎を身につけている子が多く、全体にレベルが上がっていますね」と感心していました。

プロ棋士の指導対局には本学出身の中澤女流二段と脇田女流初段も

指導対局に臨む本学出身の中澤女流二段(奥右)と脇田女流初段 指導対局に臨む本学出身の中澤女流二段(奥右)と脇田女流初段

第6回名城大学杯将棋大会の優勝者は次の皆さん

■小学2年生以下クラス  吉永  悟さん

■小学3・4年生クラス   前田和太朗さん

■小学5・6年生クラス   飯田 啓吾さん

■中学生クラス      寺澤 橙吾さん

■高校生クラス      青木 凱愛さん

  • 指導対局でアドバイスする杉本八段 指導対局でアドバイスする杉本八段
  • 表彰式で賞状を手渡す大野副学長(左) 表彰式で賞状を手渡す大野副学長(左)
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ