在学生・教職員/ニュース 外国語学部×附属高等学校×シンガポールの国際団体による 高大連携プロジェクト 課題解決を英語でプレゼン

  • オンラインによるプレゼンテーションの様子 オンラインによるプレゼンテーションの様子

7月4日(火)、ナゴヤドーム前キャンパスDW306で、外国語学部と附属高等学校の学生らが、シンガポールの国際団体とオンラインで結び、課題解決のためのプレゼンテーションを行いました。

外国語学部は2023年4月から附属高等学校の学生(杉本健教諭指導)とチームを組み、シンガポールに本拠を置く国際団体から提示された課題を解決する「高大連携」のプロジェクトを進めてきました。こちらは名城大学学びのコミュニティに採択されたプロジェクトです(代表西尾教授)。学部生は「基礎演習Ⅱ(国際経営戦略論)」(萩藤准教授)の講義を通して世界企業の理論的枠組みや企業の経営戦略を学び、高校生はその内容を共有し、チームとなって課題解決のアイデアを模索。これまでにZOOMを活用して議論を重ね、一次提案と外国語学部のインターナショナル英語教員(マイネハン准教授・ウィキン教授・プレーバー教授・ロジャーズ准教授・マレー准教授)によるフィードバックを行ってきました。

今回ご協力いただいた国際団体はシンガポールボタニックガーデンとハビタット・フォー・ヒューマニティシンガポールの2団体。

シンガポール初の世界遺産であり、国立庭園として設立されたボタニックガーデンの課題は「ガーデン内のギャロップ・エクステンションの来場者を増やすための施策を提案する」です。各チームはシンガポールの自然・伝統・食文化を活かした商品やボタニカルガーデンの魅力を活かした過ごし方、日本文化とのコラボレーションの提案など様々な視点からボタニカルガーデンのプロモーションについてプレゼンテーションを行いました。

国際NGO団体で、世界70国以上であらゆる人々の住まいの問題に取り組むハビタット・フォー・ヒューマニティの課題は「年代別でのボランティア活動の参加人数を増やす施策を提案する」というものです。各チームはボランティアに関心のある人たちの思考や興味関心についてデータ分析し、効果的なSNS配信によるPR方法や、学校と旅行会社がプランナーとなりボランティアツアーを組むといったユニークなボランティア活動のプロモーション方法などを提案しました。

各団体からは日本の学校のボランティア教育の現状について、対象に的確に届けるための効果的なSNS配信戦略についてどう考えるか、など様々な問いかけがあり、学生らは英語で自分たちの考えを伝え、参加者との交流を深めました。

審査員として参加した外国語学部の教員からは、「4月の開始から今日まで、各チームのプレゼンに成長がみられた」「英会話の中で質問に対する瞬間的な回答ができるように、これからも経験を積んで鍛えていってほしい」などと総評がありました。

  • シンガポールの伝統文化を利用したプロモーション活動の提案 シンガポールの伝統文化を利用したプロモーション活動の提案
  • 年代別でのボランティア活動参加者増に向けたプロモーション活動の提案 年代別でのボランティア活動参加者増に向けたプロモーション活動の提案
  • プレンテーション参加者のギャラリービュー プレンテーション参加者のギャラリービュー
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ