学部・大学院/受賞 都市情報学部の酒井ゼミ卒業生2名が第51回日本医療福祉設備学会で一般演題優秀演題賞受賞

2022年10月27日~18日に東京ビックサイト会議棟で開催された第51回日本医療福祉設備学会で演題発表した、当時都市情報学部酒井順哉ゼミナールの4年生2名(2022年度卒業)が2023年6月15日に開催された医療福祉設備協会総会で「一般演題優秀演題賞」に選出されました。
一般演題優秀演題賞は過去、大学研究者、民間研究所からの受賞が多かったのですが、その中に大学生が割り込んだ形となります。また、長い歴史のある日本医療福祉設備学会で同一所属機関から一度に2名が「一般演題優秀演題賞」を受賞したのも初めてです。


伊藤翼さん(写真左)の演題は「生活習慣病予防のための健康管理アプリの有用性と機能比較の研究」で、生活習慣病の主な原因である内臓脂肪型肥満の予防を考え、食事管理と運動管理に関するスマートフォンアプリ約500種類の中から機能性に着目して生活習慣病の予防に役立つアプリ23種類を抽出し客観的評価をしたものです。


一方、田邉智之さん(写真右)の演題は「メンタル・ストレスチェックアプリの有用性に関する比較研究」で、厚生労働省のストレスチェック制度では一般事業者に義務付けをしているものの、大学生がメンタルヘルスチェックを受ける機会が整備されていないことに着目し、大学生自身が手軽にメンタルストレスチェックをおこなう方法として、スマートフォンで使えるメンタル・ストレスチェックアプリ約800種類について、機能性評価4項目および主観的評価4項目で有用性を評価したものです。


既に二人は2022年度に大学を卒業し社会人となっておりますが、学会での発表に加え、「一般演題優秀演題賞」の受賞に至る、経験と成果は現在の仕事に活かされていると確信しています。

  •          受賞された伊藤翼さん          受賞された伊藤翼さん
  •         受賞された田邉智之さん         受賞された田邉智之さん
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