トップページ/受賞 薬学研究科の文本さんと薬学科の林さん、遠藤さんが第69回日本薬学会東海支部大会で学生優秀発表賞を受賞

受賞者

文本裕登(薬学研究科1年 坂井健男准教授研究室)

受賞名 第69回日本薬学会東海支部大会 学生優秀発表賞
受賞日 2023年7月8日
受賞テーマ

Serratinine類の合成研究

第69回(2023年度)日本薬学会東海支部大会(名古屋)で、薬学研究科1年生の文本さんが、これまで取り組んできた研究の成果を発表し、同賞を受賞しました。文本さんは、金触媒を用いたカスケード反応を用いた環拡大反応を用いて、複雑な骨格を有するアルカロイドSerratinine類の、四置換炭素が並ぶBCD環システムを構築することに成功し、その優れた研究成果や熱意にあふれた研究発表が評価されました。

受賞者

林佑香(薬学部薬学科6年 製剤学研究室)

受賞名 第69回日本薬学会東海支部大会 学生優秀発表賞
受賞日 202378
受賞テーマ

高速攪拌造粒機を用いた薬物の乾式造粒効率に及ぼす粉体物性への影響

第69回日本薬学会東海支部大会において、林さんは学生優秀発表賞を受賞しました。医薬品製造工程における薬物の造粒操作では、水などの溶媒を使用することが一般的です。林さんは溶媒を使用しない薬物の造粒手法の開発に取り組み、薬物の付着凝集性や表面極性などの粉体物性が造粒を起こす要因になることを見出しました。薬物の造粒効率と物性の関係性を明らかにするという困難な研究テーマに取り組み、わかりやすい発表をしようと努力を重ねたことが評価され、受賞へとつながりました。 

受賞者

遠藤友貴哉(薬学部薬学科6年 製剤学研究室)

受賞名 第69回日本薬学会東海支部大会 学生優秀発表賞
受賞日 202378
受賞テーマ

乾式複合化装置を用いた薬物結晶の非晶質化・レイヤリング造粒手法の検討

第69回日本薬学会東海支部大会において、遠藤友貴哉さんは学生優秀発表賞を受賞しました。難水溶性薬物の溶解性を改善する非晶質化技術では、有機溶媒が不可欠です。遠藤さんは溶媒を使用しない薬物の非晶質化手法の開発に取り組み、薬物とコーンスターチを機械的に混合処理することで、薬物を非晶質化すると同時にコーンスターチに付着させた非晶質顆粒を製することに成功しました。日々、研究に懸命に取り組み、研究成果をわかりやすく発表することに努めてきたことが評価され、受賞へとつながりました。  

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