在学生・教職員/クラブ 【女子駅伝部】富士山女子駅伝で大会史上初の6連覇と6年連続2冠に挑む
米田監督「すべての選手の調子が上がっている」
女子駅伝部は12月30日、静岡県富士宮市、富士市で開催される「2023全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)」に大会史上初の6連覇をかけ出場します。10月の第41回全日本大学女子駅伝対校選手権(杜の都駅伝)で7連覇を成し遂げており、今回の富士山女子駅伝で優勝すると、6年連続の大学女子駅伝2冠達成となります。
大会前日の29日には富士市文化会館でプレスインタビューが行われ、女子駅伝部の米田勝朗監督(法学部教授)は「すべての選手の調子が上がっている」と自信を覗かせ、「全日本(杜の都駅伝)で走れなったキャプテンの増渕も4年間で調子は一番いい。後輩たちは増渕を気持ちよく卒業させたいと思っている」と団結したチーム状況を話しました。
増渕キャプテン「伝統という名の襷を受け継ぐ」
- プレスインタビューで答える米田監督
増田明美さんから優勝のポイントを尋ねられた米田監督は「エース区間の5区で抜かれても6区で巻き返せる。5区の谷本までに1分ぐらいの貯金があれば」と話し、高橋尚子さんからの「覚醒してほしい選手は?」との質問には「3区の1年生・山田未唯。この2か月間の間で5000mで15分台を出すなど、これからどれぐらい強くなるか楽しみ」と成長著しいルーキーに期待を寄せました。
続いて行われた開会式では、出場24チームの紹介などに続いて、増渕キャプテンが選手宣誓し「4年生にとって、大学のユニフォームに身を包み、大学名が刻まれた襷をつなぐ最後の大会です。後輩たちに伝統という名の襷を受け継ぎます」と力強くを述べました。
加鳥部長「過去のチームより数段上」
選手宿舎となったホテルで行われた最後のミーティングでは、今年度で勇退する加鳥裕明部長(理工学部教授)が「過去のチームよりも数段、このチームは強い。日頃の走りができれば結果は自ずと付いてくる。力まずに走ってください」と激励。女子駅伝部後援会の佐茂英昭会長も駆けつけ「先日亡くなった妻が『名城は強すぎる』と話していた。明日は楽しく走ってください」とエールを送りました。
増渕キャプテンは「今年1年は個人としてもチームとしても苦しんだ時期が長かった。自分の一番いい走りをしたい」と決意を述べ、米田監督は「自分のため、家族のため、支えてくれた方のために走ってほしいが、それに加え、明日は2つのことも頭に置いてほしい」「佐茂会長は全日本に初めて出た時から応援してくれ、その陰には奥様の支えがあった。天国の奥様にみんなの走りが届くように喪章を付けて走ろう。そして、加鳥部長が3月で大学を退職する。部長として最後の大会。絶対優勝して送り出そう」と呼び掛けました。
レースは30日10:00に富士宮市の富士山本宮浅間大社前をスタートし、富士市の富士総合運動公園陸上競技場をゴールする7区間43.4kmのコースで行われます。レースの様子は9:55からフジテレビ系列全国ネット(東海地区は東海テレビ)で生中継されます。
2023年を締めくくるレース。応援よろしくお願いします!
- 激励する加鳥部長
- 応援に駆け付けた佐茂会長
- 決意を話す増渕キャプテン
- 加鳥部長からゼッケンを手渡される谷本七星選手
- 初の駅伝に臨む山田選手
- 女子駅伝部のメンバー
出場メンバー
1区(4.1km) | 柳樂 あずみ | 人間学部2年 |
2区(6.8km) | 米澤 奈々香 | 人間学部2年 |
3区(3.3km) |
山田 未唯 | 人間学部1年 |
4区(4.4km) | 石松 愛朱加 | 人間学部2年 |
5区(10.5km) | 谷本 七星 | 人間学部3年 |
6区(6.0km) | 増渕 祐香 | 法学部4年 |
7区(8.3km) | 原田 紗希 | 法学部2年 |