在学生・教職員/ニュース インド・デンプ人文科学大学の学生たちが書道を体験

講師の里映さん(中央)を囲み、書道体験で書いた作品を手にする学生ら 講師の里映さん(中央)を囲み、書道体験で書いた作品を手にする学生ら

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」で招へいされ、1月5日から20日までの日程で来学しているインドのデンプ人文科学大学の学生たちが1月12日、天白キャンパスの共通講義棟東で、日本の伝統文化である書道を体験しました。

実習や研究の合間に日本の文化に触れてもらう体験プログラムで、名古屋市内で「スミレ書道教室」を主宰する書道家の里映さん(千種区)を講師に招いて開催。初めに、学生たちは書道の歴史や書き初めの習慣、楷書や行書など書体の種類などを里映さんから学びました。続いて、里映さんが正しい筆の持ち方や姿勢のお手本を見せた後、学生たちは毛筆を手にしてまず「はね」「とめ」「はらい」の基本的な筆遣いから書道に挑戦しました。

さらに、学生たちは用意された手本の「夢」「愛」「桜」「日本」などの中から好きな字を選び、里映さんのアドバイスを受けながら、半紙やうちわ、カレンダー、和紙のクリアファイルに丁寧な筆遣いでしたため、最後にカタカナで自分の名前も添えて次々と作品を仕上げました。完成した作品を手に学生たちは「日本でとても楽しく滞在しているので『日本』を書きました」「とても集中してできました」「大変楽しい体験でした」と感想を話していました。

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